© 1992 GAME ARTS
© 1996 角川書店/GAME ARTS/JAM
© 1998,1999 角川書店/ESP/GAME ARTS
キャラクターデザイン/窪岡俊之

『LUNAR ザ・シルバースター』は、1992年6月26日に日本のゲームアーツから発売されたメガCD用ロールプレイングゲーム。

LUNAR ザ・シルバースター
ジャンル:ロールプレイングゲーム
対応機種:メガCD
     セガサターン
     PlayStation
     Windows
     ゲームボーイアドバンス
     PlayStation Portable
開発元 :ゲームアーツ
発売元 :🇯🇵 ゲームアーツ
     🇺🇲 Working Designs
シリーズ:LUNARシリーズ
人数  :1人
メディア:CD-ROM
発売日 :🇯🇵 1992年6月26日
     🇺🇲 1993年12月1日
    SS
     🇯🇵 1996年10月25日
    SS (MPEG版)
     🇯🇵 1997年7月4日
    PS
     🇯🇵 1998年5月28日
    PS (廉価版)
     🇯🇵 1999年4月28日
    PS (COMPLETE版)
     🇺🇲 1999年6月1日
    Win
     🇯🇵 1999年12月8日
    GBA
     🇯🇵 2002年4月12日
     🇺🇲 2002年12月8日
    PSP
     🇯🇵 2009年11月12日
     🇺🇲 2010年3月4日
対象年齢:CERO:B (12才以上対象)

同社の『LUNARシリーズ』(1992年 ~ 2015年)の第1作目。
主人公のアレス・ノアを操作し、魔法皇帝を倒して魔法世界ルナを救出する事を目的としている。
人と会話をして情報を集め、戦闘で経験値とお金を増やし、冒険をしていくオーソドックスなRPGである。
戦闘システムは距離や移動距離など、「長さ」の概念を搭載し、戦略的な戦闘が出来るようになっている。

開発はゲームアーツが行い、プロデューサーはパソコン用ソフト『シルフィード』(1986年)や『VEIGUES』(1988年)を手掛けた宮路洋一、シナリオは小説家の重馬敬、音楽はメガドライブ用ソフト『鋼鉄帝国』(1992年)を手掛けた溝口功、岩垂徳行、窪寺義明やメガドライブ用ソフト『ラングリッサー』(1991年)を手掛けた藤岡央、キャラクター・デザインはアニメーターの窪岡俊之が担当している。

後にリメイク作として1996年にセガサターン版、1998年にPlayStation版、1999年にWindows版が発売された他、機種によってはゲームボーイアドバンス用ソフト『LUNAR 〜レジェンド〜』(2002年)、PlayStation Portable用ソフト『LUNAR ハーモニーオブシルバースター』(2009年)としてタイトルを変更して発売された。
ゲームボーイアドバンス版はゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」にてシルバー殿堂を獲得した。

後に続編としてメガCD用ソフト『LUNAR エターナルブルー』(1994年)が発売され、以後シリーズ化された。

概要

1992年6月26日にメガCD用初のRPGソフトとして発売。
その後リメイクとしてセガサターン版が1996年7月4日にで発売された。
その際、サブタイトルが『ザ・シルバースター』から『シルバースターストーリー』に変更になった。
それからちょうど一年後、ムービーをMPEGとして収納したMPEG版が1997年7月4日に発売された。
この二つに内容の違いはほとんど無い。

PlayStation版が1998年5月28日に発売。
PS版はSS版にはなかった追加要素が存在する。
また、Windows版として、1999年12月8日にESPからCD2枚組で発売された。
こちらはPS版とほぼ同じ内容である。

また、ゲームボーイアドバンス版として、『LUNAR 〜レジェンド〜』が2002年4月12日にメディアリングより発売された。
こちらはシステムからシナリオに至るまで全てが見直されている。

2009年11月12日にはPlayStation Portable版として、『LUNAR ハーモニーオブシルバースター』がガンホー・ワークスより発売。

ストーリー

女神アルテナと彼女を支える4体のドラゴン、そしてその庇護を受ける伝説の勇者ドラゴンマスターらによって治められてきた“魔法世界ルナ”。
しかし、いつの頃からか女神アルテナはその姿を現さなくなり、先代のドラゴンマスターであるダインを最後に勇者も生まれなくなっていた。
そのルナを、魔法皇帝を名乗る男が手中に収めようとしていた。

15年前の戦争で活躍した四英雄の活躍がまだ記憶に新しい頃、魔法皇帝の噂もろくに届かないほどの世界の片隅にあるダインの故郷、ブルク村に住む少年アレスは、憧れである「ドラゴンマスター」となることを夢見て、自分もいつか冒険の旅に出ることを考えていた。

ある時、友人のラムスから「白竜の洞窟」への冒険へと誘われたアレスは、村の歌姫であり彼の幼馴染でもある少女ルーナ、そして小さな謎の生物、ナルと共に小さな冒険に旅立っていった。
そこで手に入れた「白竜のダイヤ」を売るために出かけた道中、謎の男レイクに助けられ、メリビア行きの船が往来する港町サイスに到着する。

魔法使いの森でキザな魔法使いナッシュが仲間となり、四英雄の一人メル提督が治める自由都市メリビアに到着した一同は、ナッシュが所属している魔法ギルドのある魔法都市ヴェーンを目指し、そこで四英雄のガレオンと対面する。
レミリアを仲間にした一行は、新たなドラゴンマスターの噂のあるランの村へと向かうが、その近辺を根城とする若き山賊の頭・キリーと、勝気な少女ジェシカを仲間にする。

〜リメイク版の変更点・追加要素〜

リメイク版はMCD版と比べてアニメーションのデジタル化や追加変更、シナリオの修正などが大幅に行われているが、ストーリーの大筋は変わっていない。

大まかな変更点は以下の通り。

フィールド移動時のエンカウントの廃止。
ダンジョン内はシンボルエンカウントへ変更。
各町に女神アルテナ像という共通の回復ポイントを設置(MCDでは一部の町のNPCおよびフィールド上の祠で回復)。
アレスが竜魔法以外の魔法を覚えない。
物理攻撃の通用しないダンジョンの一部を変更。
ダンジョンの構造の変更。
ルーナがサイス港町以後もパーティに残る。
ナッシュの性格が変更されている。
獣人の姿がより人間に近くなる。
辺境の人間が魔族という別種族になる。
アレスが喋るようになる。
声優の変更。
ラスボス撃破後もセーブが可能。

各機種での変更点・追加要素

〜SS版の通常版とMPEG版の違い〜
ムービーがフルサイズになった点を除けば、ブロマイドの追加のみ。
ただしMPEG版は周辺機器のムービーカードがなければ見ることができない。

〜PS版とSS版の違い〜
基本的にゲーム内容は同じだが、いくつかの追加要素がある。

〜GBA版からの変更点・追加要素〜
フィールドの移動が目的地選択式に変更。
カードシステムを搭載(あくまでもお遊び要素であり、全て集めることによる追加要素はない)。
ダンジョンの構造の変更。

〜PSP版からの変更点・追加要素〜
四英雄と悪の魔法使いの決戦のシーンを追加。

シリーズプレイリスト:https://www.youtube.com/playlist?list=PL5C-Fkv1IA1PZNjBDCTALxHwiqIAr7Kyt

#LUNAR #ルナ #シルバースターストーリー

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