TVアニメ「無責任艦長タイラー」(監督:真下耕一 1993)の第23話「宇宙で一番長い日」で使用されたクラシック音楽を、DTMの打ち込みで作ってみました。
(打ち込み技術不足や、手持ちの音源の奏法不足で、リアルな感じを出せない箇所もありますが、ご容赦の程を…。)

ジョアキーノ・ロッシーニ (Gioachino Rossini 1792-1868 伊) 作曲
「ウィリアム・テル」序曲(1829)
 (1) 第2部 アレグロ(嵐)
 (2) 第4部 アレグロ・ヴィヴァーチェ(スイス軍隊の行進)(編集あり)

カール・マリア・フォン・ウェーバー (Carl Maria von Weber 1786-1826 独) 作曲(1819)
エクトル・ベルリオーズ (Hector Berlioz 1803-1869 仏) 管弦楽編曲(1841)
 (3)舞踏への勧誘(編集あり)

劇中では、(1)は末尾のフルートソロ部分を編集して2回繰り返して使用されていますが、ここでは編集なしで1回だけ流しています。
(2)(3)は、劇中使用と同様に編集した短縮版で、打ち込みしてみました。そのため、(3)のみ途中1ヶ所で変拍子になっています。
これらを聴いてくれた皆さんに、少しでも明るい気分になっていただけたら幸いです。

このアニメを見ていなかったら、これらの有名曲を打ち込みで作る気も起きなかったことでしょう。
アニメ本編も、機会があればぜひ見て欲しい作品です。楽しい作品ですが、主人公の生き生きとした言動に、意表を突かれ、また、心が温かくなります。
真実が明らかになり、あらゆるシステムが崩壊している今こそ、見る価値のある作品かもしれません。

「ウィリアム・テル」序曲、舞踏への勧誘、ともに編集なしの原曲も、ぜひ聴いてみてください。

最後に、今年2023年1月に御逝去された原作者の吉岡平さんに、ご冥福をお祈り致します。

※追伸(2023/12/28)
2023/12/27夜に一度アップしましたが、翌日一部修正して再アップしました。

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