【感動する話】駅前で困っている老婆に手を貸し目的地へ案内し商談に遅れた俺。翌日、出社すると社長室に呼ばれクビ宣告。帰ろうとすると、社長「君、待ちたまえ」社長室に入ってきたのは…【泣ける話】

急遽社長室に呼び出された 俺急げば間に合ったん だろう時間までに届けられなかった理由が 寄り道をしていたからとは何事 だせめてもっとまともな言い訳をしてみろ と社長は激怒して いる俺はこの状況を受け入れるしかないと 思い何も言い返すことはできなかっ たりか まあいい君は首だ荷物をまとめて出ていっ て くれそう社長に宣言され た俺は覚悟していたとはいえ絶望してその 場から動くことができなかっ たそんな時社長室に着信音が 鳴り響く社長は不嫌そうになんだ急ぎのよ じゃなけれ後にしてくれと電話を切ろうと し た しかし 何今から 来ると話を 続ける来客かと思い急いで部屋を出ようと すると社長に君町たまえ君に紹介したい人 がいると引き止められ た俺の名前は山本 裕俺には高校時代仲の良い友人がい た美レあ 俺俺たち4人は放課後には集まって カラオケやゲームセンターに寄り道して から帰宅するのがお決まりだっ た俺たちが仲良くなったきっかけは高校1 年生の頃の美術の授業 だ4人1組になって1つの作品を作ると いう課題で教師からランダムで指定された グループだったが話してみると意統合し 課題をやるために休日に集まったりもし た作品が完成してからも俺たち4人は一緒 のグループで行動するようになっ た子春期ということもあり親に反抗して しまったり小学中学の友人関係でモヤモヤ して悩むことがあってもこの4人でいれば 何も怖くない これだけで十分だそう思うほど3人の存在 は俺の中でとても大切なものになっていっ たそんな風に過ごしていった高校 生活高校2年生になってクラスが別れて からも仲のよかった俺たちしかし高校3年 生の冬もうすぐ卒業という時に思わものを 目にしてしまっ たその日は普段に比べてとても寒く今にで も雪が降ってきそうな天気だっ た俺は雪が降ってこないかなと思いながら 屋上へと向かってい た屋上に続く階段を登っていくと扉が開い て いる誰かいるのかなと思い恐る恐る覗いて みるとそこにはレと身の姿があっ たどこか深刻そうな雰囲気を醸し出して いる2人に声をかける勇気はなく覗くのを やめようとしその 時が好けなん だ思わず扉を閉めようとする手が 止まるどこか苦しそうな切なそうなレの 声そうかレは美のことが好きだったん だレは細みで身長も高く顔つきもいわゆる イケメンの部類に入ると思うくらいに整っ て いる女子から人気があったことも知ってい た にはたくさんのチョコレートをもらって こんなに1人で食べれないから手伝って くれなんて言ってきたりもした俺はレに わずかながら嫉妬心を抱いていたことを 自覚してしまっ たこの日以来俺はレに気を使い身と なるべく2人きりにならないようにし たこれは後から聞いた話だがみゆは俺に 避けられていると勘違いして落ち込んでい たらしい 確かに冷静になって考えてみるとちょっと 前まで男女の関係なんて気にせず全員が 仲良くたのにあかさに2人きりにならない ようにしたのは嫌われているとか避けられ ているとか思われても仕方が ない後になってそう反省したが当時は美へ の恋心とレへの嫉妬心を隠すので精一杯 だっ たそんなギスギスとした関係のまま俺たち は卒業を迎えた 俺は昔からの夢だった漫画家になるため 有名な専門学校に進学そのため地元に残る 連美赤とは離れて状況すること に初めは仲の良い友人たち心の支えとなっ ていた仲間との別れ1人の寂しさを抱え 不安でいっぱいだっ たしかし東京の華やかさに浮かれ地元に 帰ることはなかっ たして2年久しぶりにレから連絡が来 たさすがに成人式には帰ってきてくれるよ なせっかくだから久しぶりに会わない か俺はちょうど尊敬する漫画家の アシスタントになることが決まっていて 就活も落ち着いていたし時間も余っている から成人式くらいは帰ることにし たしかし成人式 当日俺はてっきり3人に会えるかと思って 楽しみにしていたが美は成人式に参加して いなかっ たクラスで2次会があるという話を聞いた が俺はそれよりも仲の良い彼らと話がし たいと思いレとあと合流し た久しぶりに会うレはさらにかっこよく なっていて赤はどうやら結婚して今はお腹 に赤ちゃんがいるよう だ2人と少々雑談した後あにそういえばい なかったけど何かあったか知ってると聞い てみたそれがね連絡してみようと思ったら 電話番号が変わっていたのか繋がらなかっ た の俺も連絡先にあった身の電話番号にその 場で電話してみたが現在この電話番号は 使われておりませんのアナウンスが流れる のみ俺たちは何かあったのではないかと 話したが特別連絡がないということはに やっているのだろうという話で終わっ たしかしどうしても気になった俺は翌日 1人で身の実家を尋ねただがみゆの実家が あった場所はさらになってしまってい た引っ越してしまったのだろうか近所の人 に行方を訪ねてみたがみんな引っ越しした ということしか知らず行き先まではわから ないとのことだっ たそれから思い当たる行きつけのカフェや 図書館でも聞き込みをしてみたが結局行方 はつめずモヤモヤした気持ちを抱いたまま 俺は東京へ帰ることになってしまっ た東京に戻ってきてから残りの専門学生の 期間を終え 卒業そしてついに憧れの漫画家天宮先生の アシスタントとして正式に働くこと に実際に働いてみるとキラキラとした世界 ではなく徹夜も厭わない忙しさだった だけど大好きな漫画に囲まれて尊敬する 漫画家の元で働けるという嬉しさと若さで 毎晩毎晩言行し上げるくを乗り越え たまた人段落すると俺は自作漫画のネーム 作成を 進める完成するたびに天宮先生感想を求め たが全然面白くないと一周されてしまっ た初めこそまだは買から仕方ない経験が 足りないんだ時間が経てば きっとそうやって自分自身を励ましていた が何度見せてもボロボロに言われてしまう 始末悔しくて悔しくて数時間の睡眠時間を 削ってまで毎日ネームを書き上げては 見せるがもはや相手にもされ ないそんな日々が続いたからだろう アシスタントになって8年ついに漫画を 描くのが苦痛に感じるようになってしまっ た 頭の中でストーリーやキャラクターの イメージは思いつくしかし手が全く動かず 絵が描けないのだ共にいくつもの機嫌と いう敵に立ち向かい戦ってきた先輩や後輩 もやめてしまい気づけば俺もアシスタント のまま30歳になってしまっ たさすがにそろそろ潮時なのだと思い実家 に電話を かける現実を見るよ俺に漫画の才能は なかった漫画家の夢を諦めて就職すること にするよ総両親に伝えると両親は安心した と喜んでいる様子だっ た俺の夢を潰したくはないだが心身ともに どんどんボロボロになっていく俺を見てい られなくていつ諦めた方がいいと伝える べきか悩んでいた らしいそんな中俺からの連絡でほっとした ということだった 正式にアシスタントを辞めることになった 俺はどうしようかと悩んでいたが アシスタント時代に知り合った先輩が出版 社の持月書房を紹介してくれること に早速面接に行くと面接の中にどこかで見 たことのあるような顔があっ た数回の質疑応答を繰り返すうちに 思い出した授業参官や卒業式で挨拶した時 に聞いたことのある声そうだ美の父親 だ向こうは俺に気づいている様子はなかっ たが俺は思い出し面接の緊張とはまた別の 緊張でぎこちな返答が続いてしまっ た約30分の質疑応答を経て面接は終了 面接官の反応的にふようかなと思っていた が1週間後採用の連絡が入っ た就職祝に今日は1人でパーっと飲みに 行こうそう思い電にられているとレから 連絡が入っ たなんでも仕事で東京に来ているから暇 だったら今夜飲みに行かないかという誘い だった俺はもちろんOKし指定された 居酒屋へと 向かう案内された席に向かうとすでにレン がい たレンは作に久しぶりだな成人式以来かと 話しかけてきたが俺はそんなことよりレの 変ぶりに驚いていた髪を切り日焼けをして 体が良くなったレはまるで別人のようで どこか怖かっ たしかし話してみるとあの頃と変わらない レに俺は安心感を覚え た久しぶりにあったレンとこの数年間で 起こった出来事を面白おかしく話したり 今日就職が決まったと話したり楽しい時間 を過ごし た帰り道駅まで歩く道中でレが突然 立ち止まる実は 俺男が好きなん だレンのいきなりのカミングアウトに驚い たのは確かだだけど俺はレが誰を好き だろうとレはレだろ全く突拍子もなしに 言うから思わず驚いちゃったじゃんとレン に言った レンはほっとしながらまだ家族には言えて ないんだと つぶやく他に知っているのは赤と 美2人には高校生の時にあまりにも しつこく友人を紹介してくるものだから カミングアウトした らしいってことはひょっとして屋上のあれ はと考えているとそういえばあも結婚をき に東京に引っ越したって知ってたか 俺もしばらく東京にいるから今度は3人で 飲もうよとレに誘われるその後あと連絡を 取り1週間後3人で居酒屋へ 向かうあもあの頃と変わっておらず昔話に 花が咲いたしかし俺がみゆの名前を口にし た途端あにゆには会わない方がいいとけ られる 俺は不思議に思ったがお酒が入っていた こともありその言葉は流れてしまっ た翌日そういえば会わない方がいいって何 だったんだ行方を知らないんじゃなかった のかと不思議に思いながらまた会う時に 聞けばいいかと思っ たしかし入社したての出版社の仕事を 覚えるので精一杯で忙しくそんなことは 時間の経過と共に忘れてしまった ある夏の日の夕暮れ熱にやられたのか老朽 化が進んでいたのかいきなり電気パソコン エアコンが消えてしまったどうやら停電 らしい原因不明のため復旧までに数時間 かかるという幸いなことに夕方だったから 今日はみんな上がっていいよなんて声が 色々な部署から聞こえアンドの空気が 広がるしかししまった このデータを今日の18時までに提出し ないと出版に間に合わないぞと上司が大声 を 出す他の社員たちはそれを聞いて逃げる ように帰ってしまい残ったのは俺 だけ上司からあと1時間以内に印刷会社に 急いでこのUSBを渡してきてくれと懇願 さ れるそんな無茶なと思いつつ乗り換えを 調べると走って駅に向えばリ合そうなた今 から走ればぎり間に合うかもです急いで 行ってきますと上司からUSBを受け取っ たとにかく全力で駅まで走って向かうと駅 のロータリーにある地図の前 であのすみませんと道行く人に声をかけて いる老婆がいたしかし東京人は忙しい人が 多いのか誰も見向きもしていなかった [音楽] も今中にUSBを提出しなければという 状況老婆を見なかったことにしようと老婆 を横目に通り すぎるしかしこの炎天下の中で汗をかき ながら困っている老婆を見捨てては受けず 少しくいならと俺は引き返して老婆に声を かけ た話を聞いたところ孫に会いに来たけれど 携帯電話を忘れてしまって連絡も取れず道 に迷ってしまって困っているらしい ろじて待ち合わせの場所をメモした手帳が あったから行先は分かるものの慣れない 土地しかも複雑な東京駅周辺からマップ アプリを使わず向かうのは困難んだろうと 推測でき た俺は早速その行先を調べてみるとここ から歩いて15分くらいのカフェだった膝 が悪く杖をついて歩くローバに合わせ ゆっくりと歩いて道を案内する30分 くらいかけてようやくカフェに到着し店内 に入るとあらあそこの席とローバが目線を くるその席にはマスクをしている挑発の 女性が座っていた女性はこちらに気がつく と駆け寄ってきておばあちゃんなかなか来 ないし電話をかけても出ないから心配した のよと老婆に向かって言うどうやらこの方 が待ち合わせ相手のお孫さんらしい 携帯電話を忘れてきてしまったみたいでね でもこの親切なお兄さんが声をかけてくれ てここまで案内してくれたんだよローバは お孫さんにそう言って遅れてしまった経緯 を 伝えるそうだったのあの祖母を助けてくれ てありがとうございました後日改めてお礼 をしたいので連絡先教えてくださいと言わ れたが俺は時間がしていることもあり 気にしないでください俺も用事があるので これでと断ろうとしたがお時間ないところ ごめんなさいでもそれならなおさらお礼さ せてくださいとあまりに折れてくれないの で仕方なく名刺だけ渡し た店を出て手元の時計を見ると17時55 分もう締め切りまで5分しかなかっ たこれはもう確実に間に合わないなと思い 上司に申し訳ないのですが少し寄り道をし てしまいまして締め切りには間に合いそう にないです本当にすみませんでしたと謝罪 の電話を かける上司は電話後して嘆き少し落ち着い たタイミングでうちで1番売れている作家 の現行だ時間のない中なんとか期限までに 書き上げていただいたのにもかわらず こちらのミスで今週は救済なんて許される かどうか 下手したら君は首になるかもしれないとけ られる俺はビクビクしながら翌日出社する と早速社長室に呼び出された社長室に行く とそこには美の父親の姿 がそうか美の父親がお偉いさんだという ことはなんとなく聞いていたがまさかここ の会社の社長だったとはとは思いつつ昨日 やらかしてしまったについてだろうと覚悟 を決めて社長に一礼 する停電は確かに仕方のないことだだが 急げば間に合ったんだろうだが届けられ なかった理由が寄り道をしていたからとは 何事だせめてもっとまともな言い訳をして みろと社長は激怒しているもちろん初めは 婆のことを上司に話そうかとも思った しかしして俺がそれを言ったところで信用 してもらえるか結局はただの言い訳に過ぎ ないのではないかそれに間に合わなくなる 可能性が高くなることくらい俺だって 分かっていたそんな中俺は自分自身で老婆 を優先しようと思った俺の決断のせいで 締め切りに間に合わなかったのは事実だ から俺はこの状況を受け入れるしかないと 思っ たまりかまあいい君は首だ荷物をまとめて 出ていって くれそう社長に宣言された俺は覚悟してい たとはいえ絶望してその場から動くことが できなかっ たそんな時社長室に着信音が 鳴り響く社長は不機嫌そうになんだ急ぎの よじゃなければ後にしてくれと電話を 切ろうとしたが何今から来るえ 山本さんはいる かって山本なら今ちょうど社長室にいるが と話を 続ける来客かと思い急いで部屋を出ようと すると社長に君待ちたま君に紹介したい人 がいると引き止められ た先ほどまで険悪な雰囲気だった中2人 きりで来客を待つ数分間は何時間にも思え た長はずっと何かを考え込んでいるようだ し俺は早く来客が来ないかと待ちししがれ てい たそして数分後ドアがノックされ失礼し ますという女性の声がし た社長がどうぞと言うと昨日の老婆と女性 が部屋に入ってきた混乱している俺に社長 は紹介しよう私の母と娘だといを紹介して くれたおばあ様がごめんなさいねどうして もあなたにお礼が言いたくて昨日別れた後 外から機嫌がとか間に合わないとか聞こえ たから私のせいで何か大切なことがうまく いかなかったんじゃないかって思ってね ひとまずもう1度会って会社にこの子は 悪くないって説明しようかと思って名刺を 見たら息子の会社だったからたげたよ それでこの子に山本さんに会いたいって 言ったら社長室にいるって言うじゃないか そういうことなら引き止めるようにって 頼んだの よそう話しているおばあ様に寄り添って いるお孫さんはおばあちゃんまずはここに 座ってと椅子に誘導したそしてお孫さんは 俺の方を 振り返り久しぶり山本君と声をかけてくれ 山本君この言葉を聞いて気がついたこの 女性は美だ昨日慌てていたのと美がマスク をしていたから全く気がつかなかったが この声は間違いない自分の名前を呼んで くれる怖色に間違いはないそう確信し た美は改まって社長に向かい山本君は昨日 携帯電話を忘れてしまって駅で道に迷って 困っているおばあちゃんを私のところまで 道案内してくれたのだから遅れてしまった の彼は何も悪くないわと訴えてくれたおば 様もこんなに心から優しくて思いやりの ある人なかなかいないわよまさかとは思う けどあんたやめさせるつもりじゃない でしょうねと いう2人の言文を聞いた社長は押しまけ 諦めて分かっただが雑誌の売上の損失 そして作家さんの怒りこれは事実だ今から 私と山本君で共に謝罪回りに行こうそれで チャラだこれでいいかと首を撤回してくれ たのだっ た美とおば様の説得により俺は首を免れる ことができた後日社長と関係者に謝罪に 回った帰り社長から少しだけ飲みに行か ないかと誘われた初めは緊張でガチガチ だったが1時間もしないうちにだんだんと 打ち解けてきたすると社長はいやまさか あの時娘と仲良くしていた山本君が山本君 だったとはねあの頃と比べて随分と変わっ たねと高校時代の話をし始めた ここからは社長じゃなくて美の父親として の話になるんだ がなんだか寂しそうな目をして俯く美の 父親の言葉に耳を 傾ける美は私のせいで体に消えない傷を 追ってしまったそれ以来心を閉ざして しまってね19歳の頃だったかな外出する のも困難になっていったんだとがしまった 理由を す東京に本社を移すことが決まって一緒に 来たんだが余計に引きこもるようになって しまってねよかったら美の話相手になって くれないかと美の今の連絡先を教えてくれ た本人の許可もなしに俺に教えちゃって いいんですかと確認するとなに美は君の 連絡先を知っているわけだし久しぶりに僕 と話をしてくれたのがこの前の出来事なん だよきっと山本君なら美の心の傷も癒して くれると信じてるよと信頼のまなざしを 向けられたその日の帰り道早速美の父親に 教えてもらった電話番号に連絡してみた5 回ほど呼び出し音が繰り返され時間も時間 だし出ないかと切ろうとした 時山本君とみゆが電話に出てくれた そうそうだよ改めて久しぶりだなみゆと俺 は嬉しさのあまり息よよと返事を するもうこんな時間にかけてくるんだから いたずら電話かと思ったじゃないと笑う みゆその後少し断章し俺は覚悟を決めて 告げ た久しぶりに少しだけ会えないか さっきまで笑っていた美の声がえる俺は 恐る恐る 美と問いかけると電話越しに深呼吸のよう な音が聞こえて夜ならいいよと誘いを承諾 してくれ た翌日の夜早速みゆと2人で会うこと に指定されたカフェはこの前おばあ様を 案内したカフェでじりとした店だがが暗く 雰囲気があった奥の席で身を見つけ席に 座ると暑いのにやはりマスクをしてい たこのカフェいいでしょ数少ない お気に入りの店なんだこの薄暗さが落ち着 くっていうかって変なこと言っちゃったね と話す美俺は色々と気になりつつも昔話に 花を咲かせるしばらくすると山本君は やっぱり優しいね私だったら絶対にこんな に暑いのにどうしてマスクつけてるのとか 店内出しマスクくらい外したらって言っ ちゃうのにと自重気味に 笑う俺が返答に困っていると美がマスクを 外し たマスクを外したみゆの顎に大きな火傷の 跡があっ た気持ち悪いかわいそう そう言われた方がよっぽど楽無意識の目線 って残酷なんだ何も言い返せないでしょと 言い美は店を出ていこうとする俺は行かせ ないとばかりに美の腕をつかみ引き止め たすると美は驚いてこちらを振り返り涙目 で山本君にはこの傷を見られたくなかった の私から勝手に見せたのにごめん と言って手を振りほどき去っていく俺は何 も言えないままその場に立ち尽くすこと しかできなかっ た身と会ってから1週間後俺はモヤモヤし た気持ちを引きずったまま過ごしていた そんな時あから着信があった電話には出た もののなかなか話す元気が出ない俺の様子 がおかしいことに気づいた金はどうしたの いつもの覇気がないところか病人なみに 元気がないわよと聞かれ実は身にあったん だと 告げるあはそうみにねえ今月末レンと会う 予定だったんだけどよかったら来なよ会っ て元気だぞと誘ってくれた2週間後教え られたマンションの部屋を訪れると赤と赤 の息子レが出迎えてくれたお酒が入り饒舌 になっていく俺 たちあが突然私ね実は離婚するんだと話す 俺たちは驚きつつ先にレがそうか結婚して 何年だっけと聞くと結婚したのは二十歳の 時だからもう11年になるのかな は10歳になるのと答えそうか11年の 結婚生活の上ってちょっと待てよ俺たちは 今30 歳20十で結婚して11年 経つあれ計算が合わなくないかレの方を 見るとレも気がついたのか不思議そうな顔 して いる俺たちの様子を見て気がついたのか はせちゃってごめんね実は私ずっと言って こなかったけど本当は留年しててみんな より一切年上なんだよねと衝撃のカミング アウトをしてきた俺はあけに取られている とでがじゃあ俺も言う俺男だけど男が好き なんだと便乗するなんだかその空気感が 楽しくなってしまい俺も便乗して 俺本当は身のことが好きなんだと言うと そんなの昔から知ってたし旗から見たら バレバレのやつはいやり直しと突っ込まれ た俺たちが笑い合って少し落ち着いた 後みんな大れ少なかれ言いたくないことの 1つや2つはあるのよねでも言わなかっ たら離れていくのならそこまでの関係って 思うし でも他人が勝手に話すのと自分が話すのっ て違うじゃん私のことを勝手に語るなって 感じでさとあが笑うあは10歳年上の旦那 と結婚したしかし外面はいいが浮気症で誰 にも言えず頭を抱えていたというそんな中 俺が身に会いに行ったって話を聞いて自分 から勇気を出してみようと思って離婚 しよってしたとあは 話すそれを聞いてれは今だから言えるけど 実は美に山本君にだけは連絡先を教えない でって言われてたん だ俺とあと美で3人で会っていたんだと はかす美のこと私もなんて声をかけたら いいか未だにわかんないでも私にとっては 友達それは絶に変わら と言い俺とレンはその言葉に同意するよう に 頷く私は明日離婚届けを旦那に突きつけて 新しく借りたこの部屋で息子と楽しく 暮らすのあんたたちも勇気出してみなと 笑うそれでこの会は解散となった帰り道 レガあねすごい明るかったよな俺も一歩 踏み出してみようと思う俺が男が好きだっ てこと家族にカミングアウトしてみようと 思うとつぶやくと俺は応援してると頷い たそれから1ヶ月後俺は美あレンに向けて 4人だけで10年越しの成人式をやりませ んかとメールを送ったレンとあからはすぐ に参加すると返事が来たが 美からは1週間経っても返事が来ない当日 市民会館のホールを貸し切って俺たちだけ の成人式が行われ た当日の朝ちょっと息子を病院に連れてか なきゃいけなくなったから遅れて向かうね とあから連絡が入っ たレと合流し2人で会場に入る予定時間を 15分過ぎてもやはりをれ 会場の準備をレとしていると急に扉が開き スポットライトに照らされる2人の影が 見え たそこにはあに連れられた美の姿があった 真っ赤な振り袖を着てマスクはしてい なかっ たうくみゆに美とても綺麗だよと微笑み団 に上がるよう すはしていた症状を美に 渡す美は驚いているよう だ美だけ不加なんてなんか変でさ俺とレン とあと美4人で参加しなきゃ正人式じゃ ないよと笑うと釣られて美も笑いながら 嬉し涙を 流す美の涙を半で拭いながらやっぱり美の 笑顔が好きだその 俺は美を愛したいと俺は勇気を出して美に 告白をし た見せつけてんじゃねえよこっちは離婚し たばっかなんですけどちょっとは配慮して よねとレあも笑い俺たちを 抱きしめる男性にはあの頃よりも輝いて いる俺たち4人の笑顔があっ た今日は美の父親に正式に美と付き合う ことになったのを伝える大切な 日しかし美はずっと俯いたまま美の父親も とても気まずそうにしている俺は思い切っ て美勇気を出そう大丈夫俺がそばにいると 美に 語りかける美は震えながらも俺の手を ぎゅっと握りしめ ながらお父さん私の火傷のことなんだけど と口にした 瞬間そのことは本当に済まなかったお前を 巻き込むつもりはなかった父さんのこと月 なだけ恨んでくれていい私の娘でいて くれるだけで本当にありがたいんだと勢い よくみゆに向かって謝罪する美はその勢い に負け縮こまりそうになるが俺は手を 握り返し 大丈夫大丈夫だよと 伝える美は深呼吸して違うの私ちゃんと 分かってるのこれはお父さんのせいじゃ ない浮気をしたお母さんが暴走しただけ お父さんに日ないそんな風に謝られて ばかりじゃ私も申し訳なくなっちゃうと今 まで隠していた本心を 告げる美から聞いた話だが傷の後はの父親 と母親が揉めた際に母親が倒した夜間から 溢れた熱湯が原因のよう だそれなのに全て俺のせいと言っている 父親を見ていまれない気持ちになり だんだんと引きこもるようになってしまっ た らしい美の父親はそうかじゃあ美は父さん のことを恨んで はらんでるわけないじゃない私のこと大 にててくれたんだものと涙ながらに 訴えかける 身そこには数年の時を経てやっと家族とし ての時間を取り戻した親子の姿があっ た人は多かれ少なかれ人には言えない心の 傷を抱えているでもそれを隠して話さない ことが信頼の証しではないと 思うあなたなら誰かの心の傷を知って しまった時なんて声をかけますか正解不 正解はその人にしかわからないだからこそ どんな言葉より俺はただそばにいることが 何よりの答えだと思って今日も身を支えて いくいかがでしたかチャンネル登録をして いただくことで今後の動画の制作の励みに なりますまた次の動画でお会いしましょう DET

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