【感動する話】海外の法廷から日本の弁護士に戻った俺。誰もが絶望する最強弁護団との裁判に怖気つく先輩弁護士たち「私たちでは勝率は5だな」俺「俺なら100ですけど?」「え?」【いい話・泣ける話・朗読】

特別にお土産のチャバを使ってみたのよ よかったら飲んで ね私には嫌がらせばかりなのにみんなの前 ではやかな女性を演じている先輩この日も お土産に買ってきたという茶葉でお茶を 入れてくれたしかも私にだけ特別なお茶だ というもはや嫌な予感しかしないが先輩の 入れてくれたお茶を飲まないという選択肢 もない しかし次の展開を彼女は予想もしてい なかったのだ飲まないのかじゃあ俺が飲ん でやるなんとなく乗り気ではない私に 変わって課長が飲むことになるなんてたが お茶1ぱされどお茶1杯の物語が始まって いく私は浅田すず総合電気名に務めるどこ にでもいるだ私の務めるこの会社は 国に死者がある業界でも規模は大きい部類 に入るそのため社員には英語力が求められ ており文系の大学出身で外国語を得意と 自負している私はありがたいことにみんな からいざという時に頼りにしてもらってい たそんな私は結婚して5年目を迎える妻で もある夫のよは働く私の代わりに専業主婦 をしてくれている が得意で毎朝の食事とお弁当それから夕飯 も作ってくれる最初は料理以外の家事は あまり得意ではなくて洗濯や掃除などは やり方を調べながら思考錯誤していた週末 に一緒に掃除したりもしていたけれど気が ついたらそんなこと必要ないくらい毎日 切れ家族のために家を綺麗にするって結構 楽しくてさなんかやってるうちに楽しく なってきちゃったんだよね その言葉通りいつの間にかよしは家事に はまったらしく日に日に掃除グッズが増え ていくのが見ていて面白いくらいだみすず これ見て新しい掃除機が出たらしいんだ今 のもまだ使えるじゃないそうなんだけどさ 新しいのはついつい気になっちゃって じゃあ今度一緒に見に行こう ありがとうよしきも必要以上に浪費する わけでもなく 一緒に新商品の情報を見たりするのも 楽しいあとこのメーカーの洗剤が結構 油汚れに聞いてよかったんだけどストック 買ってもいいかなうんいいよあそれなら私 が明日の仕事帰りに買ってこようかいいの 大変じゃない大丈夫そうするね ありがとうそんな風にお互い助け合い ながらの生活は笑顔が耐えない は本当に優しい人で私のために料理をして くれるだけでなく最近ではお菓子作りまで して くれるよしが作るデザートがここ最近の私 の楽しみだマフィンやフィナンシェなど 常温で持ち運びができかつ手があまり汚れ ずにゴミも少ないものを作ってくれており 会社にお弁当と一緒に持って行って休憩 時間に食べるのが私服の時間なのだ優しい 甘さが口いっぱいに広がって心が満たさ れるもちろんお弁当も美味しくて栄養 バランスが考えられており彩りもいい私が 作ると茶色一食になってしまいそうだから カラフルなお弁当は見ているだけでも心が 踊るもの毎日完食したお弁当箱を見せて 今日も美味しかったよありがとうごちそう さとお礼を伝えるのが日課よしきは 恥ずかしいのかうんよかった と照れたような笑顔を浮かべながらも嬉し そうに頷いて くれるこんなにも尽くしてくれるから さすがに不満があるんじゃないかと思って 定期的に尋ねてみるものの何か私に不満と かない嫌なところとか直して欲しいところ とかえ急に言われても困るけどうんそうだ な最近残業が増えてちょっと寂しいくらい かなとそんなことを真剣に答えてくるから 表紙抜けしてしまうえ何かないのもっと 家事やってほしいとかたまには買い物 変わってくれとか何でもいいんだよそんな こと思うわけないじゃんみすずが仕事 頑張ってくれてるのは知ってるし俺はその サポートをするって約束だろうむしろ俺は 今こうしてみすずと一緒にいられてそばで 支えてあげられることが幸せなんだよ嬉し そうにそう言われてしまった もう何も言うことはできないもしかしたら 腹の中では何か不満があるのかもしれない と考えたこともあったけれどよしきは そんなに器用に感情を隠したりするタイプ じゃないだからおそらく本心からの言葉な のだろうと思っている私にとっては もったいないくらいの素敵な人まさに私の 理想の旦那様そのものなの だ家ではそんな生活をしている私は会社で もそれなりにうまくやっている方だと自し ている同じくお弁当寺さんの同僚たちと 一緒に食べたりお互いの家庭の話をしたり 仕事以外のコミュニケーションを取る人も 多いよしきが専業主婦で私が大国柱として 働いていることは周知の事実ありがたい ことに仕事の評価も上がってきていること から変な期待をする人もちらほらといる ようだっ たそんな中同じ部署内に佐藤のぞみさんと いう女性社員がいる佐藤さんはいわゆるお つぼ様というやで部署内では1番年上の 女性しかし見ている限りやかな性格で周り に対しての気遣いやきりを忘れないすごく 素敵な人だみんなからはお母さんのような 存在として慕われており佐藤さんもまた みんなを我が子を可愛がるかのように 優しく接していた中でも佐藤さんに続行 だったのは課長の寺島幸夫さんだった佐藤 さんちょっといいかいはいどうしました 大したよもないのに佐藤さんを呼びつけ 少し仕事の話と言なの世間話をしてから デスクに戻ってくるはあ家長おったら嫌に なっちゃうわ私にこんな仕事しか任せて くれないなんて麻田さん見てよ これそう言ってわざわざ私に見せくる資料 は確かに若手がやるような簡単なもの ばかり私だってもう何年も働いてるんだ からそれなりに責任のある仕事もできるの にでも若い子たちのチャンスを潰すわけに もいかないし仕方ないわよね私はサポート に回るわブツブツと文句を言いながらも 佐藤さんはすぐに仕事に取りかかっていた 課長はこんな風によく佐藤さんに簡単な 仕事を割り振るきっと佐藤さんが定時で 帰れるようにとかそんな配慮をしている つもりなのだろうお気に入りの社員だから 楽して欲しいとでも思っているのだ私なら そんなの嫌だけど佐藤さんは文句を言い ながらも嫌がっている感じではないし むしろ最近では課長にすり寄っていくよう なところも見ているため人それぞれなのだ と納得していた次第に課長が本気で佐藤 さんを結婚相手として狙っているんじゃ ないかとまで噂が流れたきくに2人とも 独身らしいしその辺は本人たちがいいの なら周りが騒ぎ立てることでもないだろう 私も佐藤さんのことはいい人だと認識して いるし幸せになってもらいたいものだと 思っていたある日課長が会議に出席する ために本社へと出かけていったことがあっ たフロアから佐藤さんを呼びつける声は 聞こえない佐藤さんも静かに仕事しており 寂しい思いをしているんだろうなとちらり と見るそんな中昼休憩の時間に屋上で食事 を取ろうかと思い立ちいいと屋上へ向かう 車内食堂の方が空調も整備されており警官 も良く持ち込みも大なことから利用者は 多いそのため屋上には滅多に人がおらず 気分転換にはちょうどいいのだたまには こうして1人で屋上でゆっくりとお弁当を 味時間も私にとっては私服の1つ今日の おかずは何だろうそんなことを考えながら 屋上の扉を開けるとどうやら先客がいる ようだあれ佐藤さんだ佐藤さんが屋上に いるところなんて初めて見たけれどどう やら誰かと電話をしているよう聞き耳を 立てるつもりはなかったもののいやね私が あんな男相手にするわけがないででしょ 遊びよ 遊びそんな普段の佐藤さんとは真逆の 荒々しい声が聞こえてきて思わずその会話 を聞いてしまうあんな男を落とすのなんて 楽勝よちょっと立てればすぐに調子に乗る しペタペタボディタッチしてれば一瞬よ 単純だから難しい仕事は嫌だって言えば すぐ終わるものばっかり回してくれるし楽 して玉のしとか最高じゃない嘘でしょ いつものやかな雰囲気はどこに行って しまったのかよく見ると手にはタバコを 持っており吸いながら電話をしているよう だ今あの親父出張中だからもう平和で平和 で毎週行ってきてほしい くらいこれ以上聞いてちゃいけないやつだ そう思い身震いしながら屋上から逃げよう と思った矢先間違えてドアにお弁当の入っ た袋をぶつけてしまい大きな音が鳴る びっくりと肩を跳ねさせて佐藤さんの方を 見ると目を見開いて私を見つめていた やばい見つかった慌てて逃げようとする ものの朝田さんそこで何してるのと電話を 切ったらしい佐藤さんに会えなく捕まって しまうもしかして今の全部聞いてたまさか 何もませんよじゃあなんで逃げようとして たのいやお弁当食べようと思ってたんです けどデスクに忘れ物しちゃったことを 思い出しまし て嘘が下手くそねいいあの親父は今や私の 言いなりなのこのことを喋ったらどうなる か分かってんのよ ねひゅっと喉が鳴り慌てて何度も頷くぎり と私を睨むに冷が止まらない震える体を 抱きしめながら公害しないという約束をし てその場から逃げるように立ち去ったの だっ たしかしそれから数日後佐藤さんから私に 対しての嫌がらせが始まった課長朝田さん 仕事が早く終わっちゃったみたいで暇なん ですってもう少し振ってあげてください うんそうなのかえ毎日定時前には仕事が 変わってるみたいだしこの間はこんな誰に でもできるような簡単な仕事じゃなくて もっと責任のある仕事をしたいって文句 言ってましたよ はあ最も分かりやすい嫌がらせが課長への 嘘の報告だおい朝田お前に回している仕事 がそんなに不満かえ佐藤さんから聞いたぞ 今の仕事が簡単すぎるからもっと責任の ある仕事をしたいんだってな 今も暇してんだろえ何の話ですかとぼけで も無駄だそこまで言うならたっぷりと回し てやる仕事は山ほどあるから な課長は佐藤さんから聞いた話を鵜呑みに して私の声を聞かずに勝手に話を進めて いくそういえば課長聞きました浅田さんが 最近課長の悪口言ってるんですってなんだ とほらこの間私が課長に浅田さんが今の 仕事に不満持ってるって言ったでしょそれ で仕事を回してもらったのにそれはそれで 不満なんですってだから課長の文句を言っ てるって噂です よ私は何も言っていないのに佐藤さんが 課長にそんな嘘を言ったらしく次第に課長 からの当たりが強くなってきた仕事も今 までの倍近く回されるようになりそれまで はやりくりしてはほぼせずにいたのに最近 では毎日数時間残業をしないと終わらない こんなに仕事を回されても困ると言った もののお前が仕事をもっと回せと言ったん だろなんだその態度はと逆に叱られる始末 周りの同僚たちもその異変に気がつくほど で浅田さん最近大変そうですけど大丈夫 ですか課長と何かありましたなんか佐藤 さんが課長と浅田さんの話をしてるの聞い ちゃったんですけど大丈夫ですか何かあっ たら私たちも力になれるかもしれません から話してくださいと心配してくれるもの の佐藤さんの本章をばらせばもっとひどい ことになるそれにみんな佐藤さんのことは 慕っているから誰も信じてくれないだろう そう思ったら何も言い出せずただ仕事を 手伝ってもらって礼を言うことしかできな 私は何もしていないし公害もしていないの になぜこんなことになってしまったのか これ以上ひどくなるようなら仕事を辞める ことも考えないとそこまで思い詰めてい たミ最近元気なくない会社でなんかあった 家庭に仕事の問題を持ち込みたくはなかっ たもののついによしに悩んでいることを 悟られてしまった隠しておいてもないとよ に佐藤さんや課長のことを話してみたする とそっか辛かったねもしミスがもうやめた いって言うなら俺はミスの気持ちを尊重 するよで もそんな環境で働いたってミスのために ならないし仕事にも身が入らなくなるそこ まで無理して続ける必要なんてないよその 分俺が働けばいいだけだしなんてことない ようにそう言って励ましてくれるよしきに 心がふっ軽くなったような気が するありがとうもう少し頑張ってみる 分かったもう耐えられないと思ったらいつ でも言ってくれていいから俺も仕事探して みるよ ありがとうでもこれ以上よしの負担を 増やすわけにはいかない私は私なりに できることを頑張ろうその日行こうお弁当 には私の好きなおかずが日替わりで入れて くれておりそんな小さなことで私の モチベーションを上げてくれるよしきの 優しさが愛しくなったある日佐藤さんが 珍しく有休を取って長期間休んでいたどう やらご両親と温泉旅行に行ったらしい1 週間後に出勤してきた佐藤さんはたくさん のお土産を手にしていた彼女の本書を知っ てしまっている私にとって今までやかに 見えていた彼女の笑顔は恐怖そのもの そんないつもの作り笑顔でみんなにお菓子 や飾り物を手渡していく生菓子も買ってき たんです機嫌もあるしすぐに食べて もらえると嬉しいですそう言って課長の デスクの端にお菓子を並べていく佐藤さん 他の社員がそんなことをしたら怒り出し そうなものだが佐藤さん相手だと案の定 課長は 甘いいや佐藤さんなら絶対いい嫁さんに なるだろうなえそうでしょうかわざと らしく立てる課長と負けとわざとらしく 喜ぶ佐藤さんそんな様子を先々興教と見て いると佐藤さんは最後に私のデスクにやっ てきた浅田さんにははいこれ えそれは安山祈願のお守りだった妊娠3 ヶ月って言ってたわよねおめでとうは は1ヶ月前に妊娠が発覚していたのだ座り があったため課長には早めに報告していた ものの佐藤さんには直接言っていないし他 の社員にも言っていなかったのに課長に 視線を向けるとやばいという表情で私から 目をそらすおそらくポロっと喋ってしまっ たとかそういうところだろうもちろん周り の社員も初耳のため口々にそうだったん ですかおめでとうございます 麻田さんおめでとう隊長は大丈夫体冷やさ ないようにねと心配しつつお祝いの言葉を くれるそれにありがとうございますと伝え つつも佐藤さんを見つめるとにこやかに 笑っているそれに身震いしながらも佐藤 さんありがとうございますとお礼を言うと いいのよじゃあお茶入れてくるわみんなの 分も入れてくるから待っていてくださいね 嬉しそうに急等室に向かっていったそれ から15分ほど経ってようやく佐藤さんが お茶を持って戻ってきたお茶を入れるにし ては少し時間がかかりすぎではと思いつつ はいこれは浅田さんの分と渡されたお茶を 見ると何とも言えないお茶とは思えない ような香りがしていたああの佐藤さんこの お茶あああなただけは特別よ妊娠中なんだ から体を温めないとでしょう特別にお土産 のチャバを使ってみたのよよかったら飲ん でねあ はあ普段から嫌がらせをしてくる佐藤さん が私のために特別なチャフでお茶を正直 怪しさしか感じないし怖くてたまらない 幸いにも佐藤さんは私にお茶を渡した後 みんなのお代わり分を用意するからと言っ て再び等へ向っていたどうしようと思い つつこのまま捨てると角が立つしかと言っ て飲むのは怖いしと戸惑っていたそんな時 課長がなんだ飲まないのかせっかく佐藤 さんがくれたんだ飲めばいいじゃないかと 絡んできたおそらく佐藤さんが私にだけ 特別と言ったのが気に入らなかったの だろうわざわざ私のデスクまで来るなんて 珍しいことだあえっとさっきお水を飲んだ ばかりで飲まないのかじゃあ俺が飲んで やるあらさに戸惑っている私に何を思った のか課長はそう言って私の持つ湯呑みを 取り上げるように持って行った あ課長は佐藤さんの特別なお茶を飲める ことがたまらなく嬉しい様子そして味わう ように飲み切るといやおいしいな佐藤さん の特別なお茶とうっかり口にしたその時 ちょうど佐藤さんがおかわりのお茶を持っ て戻ってきておりえとかつてないほどに 驚いていたそれを見てやはり嫌な予感がし て胸がざわつくそのうち課長の様子が だんだんとおかしくなっていっ た課長課長どうしましたいやなんだか急に 腹の調子が悪くて な同僚の心配そうな声と課長のくもった ような声そして肩を跳ねさせる佐藤さん 課長はそれから何度もお腹が痛いと言って トイレに駆け込んではげっそりとして戻っ てくるそれを見てやっぱり佐藤さんはあの お茶に材か何かを入れたんだと確信した それと同時に自分自身が狙われていたこと にとんでもない恐怖を覚えたさらに しばらくしてようやく課長の体調が戻った さすにおかしいと思ったのだろう佐藤さん さっきのお茶だが特別なお茶というのは 何か他のとは違う成分が入っていたのかと 佐藤さんに詰め寄って言った えいくら考えてもそうじゃなきゃおかしい んだ今日は早くから会議があって朝まとも に食えていないんだ会社で口にしたのは あのお茶と佐藤さんにもらったお菓子 くらいだから他には考えられないままさか そんなわけないじゃないですか何君を疑い たいわけじゃないただ何か腹を緩くする ような成分が入っている茶だとしたらそれ を妊婦に飲ませるつもりだったというのが 引っかかってな あどうなんだあれはどういう茶なんだ課長 は最後まで佐藤さんを信じようとお茶に 特別な成分が入っているのかとしつこく 聞いていたしかし他の同僚がぽつりと下帯 でも混ぜたんじゃないかなと呟いた声に 課長の顔色が一気に険しくなる経済あいや それが佐藤さんが最近浅田さんに嫌がらせ しているって聞いたので妊娠してる浅田 さんに下座入りのお茶を飲ませようとした んじゃないかって思っ て焦ったようにその同僚は私が思っていた ことと同じことを口にしてしまう どうしようこれでまた課長からの当たりが 強くなったり佐藤さんからの嫌がらせが 強くなるんじゃそう思っていたものの課長 はとため息をついただけで佐藤さんを庇う ようなそぶりは見せなかったなるほどな そういうことかか課長違いますよ私そんな ことしてませんするはずないじゃないです かじゃああのの俺の腹痛はどう説明するん だ えっと佐藤さん君のことを疑いたくなかっ た信じたかったよしかしなここ最近君に ついての報告がいくつも上がってくるんだ え君が浅田さんにしつこく嫌がらせをして いるとな俺に報告していることも半分以上 嘘ばかりらしいじゃないかそ そんなまさか本当だったと でも今日のことで全部繋がった な予想だにしなかった展開に私は周りを 見回すとみんな心配そうに私を見つめて くれていたまさか私の知らないところで みんなが課長に意見してくれていた なんて言い逃れできなくなった佐藤さんは しばらくしてようやく白場したそうですよ 私がやりましたまさか課長が飲むとは思っ ていなか からなんでそんなことをしたんだ下座入り のお茶なんて妊婦が飲んで万が一のことが 起きたらどうするつもりだったんだそんな の知りませんよちょっと罪の効果で漏らし て会社にもう来られないようになればいい と思ったんですこいつがいると邪魔なのよ その変貌ぶりに私以外の社員は課長を含め てみんな呆然とする開き直った佐藤さんは ああ もうどうでもいいわ全て終わりよと言って 荷物を持って会社を出ていくのだっ た後日佐藤さんは逮捕された課長は佐藤 さんの一見で他人から出された飲食物を 過剰に警戒するようになった女性に騙され ていたということもあり2月ほどで目に 見えて痩せていってしまった自宅でよしに それまでのこと全てを話すと本当にに何も なくてよかっただけど本当に無理だけはし ないで俺だって働けるんだからお願いだよ と私にはもったいないくらいの言葉を くれる本当に優しくて愛しい人だと改めて 思っ た思い起こせばよしきと出会ったのは街角 の小さな中華料理店当時大学2年生だった 私は看板で見たランチメニューのお得さに 惹かれて入店 そこで食べたマボ豆腐とチャーハンが とても気に入ったそれを作っていたのが 当時店長から見習い扱いされていたよし だった私より1つ年上のよしきは毎日店長 に叱られながらも成長すべく日々頑張って いた私はよしの作る料理の味に魅了され 残りの2年間毎週のように店に通った あまりにも好きすぎてアルバイトでも しようかと思ったほどしかしレポートや 課題勉強が忙しくてそれどころではなかっ たそのため店の常連として通うことにした のだ行く度によしを探してはお兄さん お兄さんが作るマボ豆腐とチャーハンを 願いしますと名指しで注文していたものだ からおい姉ちゃんうちはそういう店じゃ ねえよと毎度天主に呆れられていたでも よしきは私からの注文が入るたびにはい 少々お待ちをと嬉しそうに作ってくれてい たそんな日々が続きいつしか連絡先を交換 して友達付き合いをするようになるしかし 私が大学を卒業する頃いつものように店に 行ってみると閉店のお知らせの文字が そしてその下には天主の急病のため営業 終了いたしました長年のご愛光ありがとう ございましたと記載されていた それを見て驚いてすぐによしきに連絡をし て近くのカフェに呼び出したのだ相変わら ず強引な人だねと苦笑いされつつもよしき に店やめるって何店長病気なのと聞くと そうなんだ突然倒れてね救急車で運ばれて そのまま入院俺はまだ見習いだし経営の ことはさっぱりわからないかと言って病気 の店長に無理させるわけにはいかないだ から店長と相談して店を閉めることにした んだと明らかんとしていうそんなででも店 を告げばどうにかなるんじゃだから俺は 大学にも言ってないから経営のことは さっぱりなんだ勉強するにも今からじゃ 間に合わないそれに店のお客さんは 当たり前だけど店長の味を求めてくるんだ その店長がいないんじゃ話にならないだよ だから客足もえってきてて回転してても 休業状態経費だけかけるよりもう店じまい しようって話になったんだもうどうにも ならないようだったじゃあこれからどう するのそこなんだよねどうしよう困った 様子のよしは働くにしても店長の見舞にも 行きたいし社員とか無理だと思うんだだ からしばらくコンビニバイトでもしようか なはははとはげに笑うよしきに私はいても 立ってもいられなくてそれならうちに来て よとよしきの手を取ったえ私専属の料理人 になってよ毎朝私のために味噌汁を作って くれたらお金も払うからいやそれって もはやプロポーズじゃん何言ってるか 分かってる分かってるよそのつもりで言っ てるだって私あなたの料理にすっかり魅了 されちゃったんだもの他のところに行か れるの嫌なのまっすぐによしきを見つめて 言うと困ったように笑いながらもそっか まさか逆プロポーズを受けることになると は思わなかったなでもうんいいね毎朝味噌 しるか最高な朝だなと私のプロポーズを 受け入れてくれたのだった後日私はよしと 共に長の見舞へ行く付き合うことになった 話私からの逆プロポースの話を店長にする とそうなると思ったわいと元気そうに笑っ てくれたどうやらよしきもずっと私のこと を気にかけていてくれたようで店長は私に アプローチをかけないのかとずっとよしき の背中を押してくれていたらしいなんだ じゃあ逆プロポーズしなくても私と 付き合ってくれてたってこと そうかもだって俺の作った料理をあそこ まで美味しそうに食べてくれる人って他に いないからさそういうところに引かれたと 言ってもらえて嬉しかったのをよく覚えて いるそれ以来早期に治療に専念できたこと がこうをそうし店長はすっかり具合が良く なった今では最盛期にたっぷり溜め込んで いたらしい貯金で老後の生活を化している 私たちはそれから無事にして毎日お互い 支え合いながら過ごしてきたのだった佐藤 さんと課長の罪事件から数ヶ月後私は無事 に男の子を出産俊助と名付けた3級と育休 を取っている間は私の級手当てとよしきが パートで働き始めてくれたためそのお金で 乗り切ったよしき無理してたりしない まさか2人のためになるなら全部が幸せだ よ笑って答えてくれるよしきに私ももっと もっと頑張らなきゃと思えたそしてそれ から数年の月日が流れた俊助はスクスクと 育ちある程度言葉を話せるようになり会話 もできるようになってきたこの頃から だろうか俊助はよしきにパパお料理教えて というようになったもちろんまだやっと 会話ができるようになった年頃の子供に 本格的な料理などさせられるはずはない まずは野菜の傾きをしたり一緒に ハンバーグをこねてみたりと簡単なもの から始めた子供用の包丁を初めて プレゼントした日には飛び上がって喜んで いてたまらなく可愛かったある日僕ね 大きくなったらママと結婚するそれでママ に毎日おいしいご飯作るのと言い始めた 俊助によ焦ったようにえじゃあパパはと 聞いていたパパとも結婚するそう嬉しそう に行った俊助によしきも思わず笑って しまっていたそんな些細なやり取りが幸せ でこの笑顔をこれからも守っていきたいと 思うのだっ た平和な日常が続くこと数年俊助も すっかり大きくなり中学生になったある日 よしきがからかうつもりで俊助まだ お母さんとお父さんと結婚するつもりかい と聞いてみるとは何言ってんのと割と 冷たい目で見られてしまったそれに対して よしきはごごめんそんなに嫌がるとは思わ なくて焦ったように平謝りしていたものの 母さんは別として父さんはさすがになし ありえないと辛辣にばっさりと切る私は それを聞いてずけてしまいよはそれは聞き でならないな俊助と泣き真似をしながら 言い返す勘違いすんなよ誰もそういう意味 で言ってねえから反抗期まっただ中の息子 の可愛らしい一面を見てまた幸せが 込み上げ た佐藤さんから物入りのお茶を出された時 もし何も考えずに飲んでいたらと思うと今 でも恐ろしくてたまらないと幸せのために も疑わしいことにははっきりとした決断を 下していくことが大事だろうそう思うの だっ [音楽] たいかがでしたかチャンネル登録をして いただくことで今後の動画の制作の励みに なりますまた次の動画でお会いし ましょうなんだこれは何も味がしない こんなまずい料理会社の皆様に失礼だろ ホームパーティーの 当日夫の高一さんは激怒し自分のお皿に 取った料理を全て台所のゴミ箱に捨て た皆さんうちの嫁がすみませんああ社長 特にその唐揚げ何にも味がなくて美味しく なさすぎるので本当に食べない方がいい ですいや本当に不ない代わりの料理を持っ てくるのでちょっと待っててくださいねと 高一さんは台所へ 向かうあれおかしいな確かここに台所の方 から高一さんが何かを探す声が するこの唐揚げ作ったの私じゃない けど高一さんは一瞬固まり何かがないこと を察したのかパーティーテーブルに戻って きて大皿に残っていた唐揚げをもう1つ口 にした 私の名前は飯島 東子14歳の頃に母親を亡くし以来節家庭 で育っ た母親を亡くしたのは悲しかったが当時は 中学2年生反抗期の真っ中だったため平気 なふりをしてき た本当は悲しかったでも父親に甘える なんて年でもないし泣くのはベッドの中 だけで十分だと自分に言い聞かせた 農家として働く父親には大事に育てて もらっていたが自分のことは自分でやるが 私の家の掟で母親がいた頃から厳しい父親 だと感じてい たこっそり母親が私のお弁当を作って お父さんには内緒よと持たせてくれていた のが 懐かしい今では自分のお弁当洗濯物朝食や 夕飯を自分で準備して片付けて全て1人で て いるもちろん言い出しっぺの父親も ちゃんと全て自分のことは自分でやって くれるから私の負担は特別増えたわけじゃ ないしかしなんとなく壁がある気がして しまいどこか関わりにくくて苦手意識を 感じてい たお小遣いの制度はなく必要なものだけを 買ってもらっていたが友達と遊ぶためには 到底足りず高校に入学してからアルバイト を始めた 私の地元は山に囲まれた田舎だったため 働けるところといえば新聞配達や自転車で 1時間ほどかかるところにあるスーパー くらいだっ た朝は自分の身宅で忙しいから早朝から 働く必要のある新聞配達を諦め自転車で1 時間かかるスーパーでアルバイトを始める ことにし たスタッフたちはえ1時間もかけてきて くれてる のいのねとみんな優しく接してくれて 差し入れのおやつもたくさんもらえて 温かい職場だっ た近所に住んでいるさつきさんも私たちの 2人暮らしを心配してよく料理を作って 持ってきてくれ たさつきさんは数年前まで1人身で東京で 働いていたが自身の父親が高齢で介護が 必要になったことからこの町に戻ってき た初めてさきさんに挨拶した時は東京の 働く女性という感じでとても憧れたが帰っ てきてから数年経った今では近所の頼れる まま的存在として信頼して いるさきさんを含め10代の頃から目上の 人と接する機会が多かったというのは学校 や家庭以外の世界を知ることができる きっかけとなっていい環境だったなと 思うもちろん同級生たちが放課後に集まっ てゲームをしたり彼氏とに行っていたのを 羨ましいと思うこともあっ たなんで私だけこんなに忙しいのだろうか 私だって性春を過ごしたいそう思ってい た今思い返してみると自分のことは自分で やるという掟は父親なりの愛情だったんだ なと 感じる父親が厳しくしてくれたおかげで私 は事実した人間になれたと実感 できるそう思うと感謝の気持ちもある でも当時は父親に対して不満しかなかっ た高校2年生の時私の授業参官に作業儀姿 で父親が来た私にとっては見慣れた姿だっ たから入室した瞬間は特に何も気にしてい なかっ たしかし授業が終わった後同級生にさっき の農か誰の親だ土臭かったよなそれなここ ら辺が田舎とはえあんなザ田舎者みたいな のは見たことないわと調整された私の父親 だということはバレていなかったがなんだ か恥ずかしくなってしまっ たその日自宅に帰ると思わずなんであんな 格好できた のちょっとは着替えるとか思いつかなかっ たわけ本当にありえない恥ずかしいから 2度と学校に来ないでよと父親に当たって しまったそれ以来もも少ない会話しか 交わすことのなかった父親とはまともに口 を聞かなくなっ たそして大学進学をきに実家を出て状況 することになっ た家を出る日私は今更なんて話しかけて いいかわからず何も言わずに家を後に しようとし た今を通り過ぎ去る時新聞を読んでいた 父親は背中をを向けたまま気をつけてなと 言ってくれ た今思えば行ってきますくらい返事をすれ ばよかったのに父親と気まずい関係になっ ていた私はその言葉を聞き流して家を出 た状況して10年以上経過したが帰省する ことは愚かメールや電話もすることなく一 話すことがなくなっ たその時の私は弱く何も言わずにに出て いった家から父親から逃げていただけだっ たんだと [音楽] 思う去年の29歳の誕生日同い年の飯島 光一さんと結婚し た3年前私が店長を務めていたカフェに 相談で来ていた高一さんに話しかけられた ことがきっかけで仲良くなっ た高一さんは大手IT企業の営業として 働いていていつもは1つないスーツを着て おりが高くイケメンに入る部類でとても かっこよかっ た居心地のいい店ですねまた来ますそう 言って食っのない笑顔を向ける高一さんが お店に通うようになって姿を見かけるたび に今日も来てくれたと嬉しい気持ちで いっぱいになっ たある日返却されたトレーに1枚のメモ 用紙が挟まっていたそこにはいつも素敵な お茶をありがとうよかったら店長さんと もっと親しくなりたいです連絡くれたら 嬉しいなというメモと高一さんの連絡先が 書かれていたそのメモを見つけた私は 嬉しくなって早速その日の夜に連絡を取っ てみ たすぐにデートの日が決まり一緒にカフェ 巡りをすること に交際をスタートするのに総時間はかから なかっ た約2年の交際期間を経て好きな アーティストのライブの帰り道 イルミネーションの前でプロポーズされた のを承諾し結婚すること に高一さんにお金のことは苦労させないだ から家庭に入って毎日俺の帰りを待ってい てほしいとお願いされ私は勤めていた カフェの店長を退職し専業主婦になること にこれからは大好きな彼と幸せな家庭を 築いていく改めて1から家族として始める んだそう胸を高鳴らせて たしかしそれはすぐに覆され絶望に変わっ て しまう婚姻届けを出した帰りのことだった 自宅に帰りリビングで中食を食べている時 高一さんが予想だにしていなかったことを 口にし たついにとこと家族になったんだな めっちゃ嬉しい早速なんだけど明日3人で 家を見に行こう母さんに何時がいいか確認 しとく ね私は混乱した3人という言葉一瞬聞き 間違えかと思ったが母さん確かにそう口に してい たもちろんいつかは介護のためとかで同居 するのかもしれないそれは考えていたが こんなにすぐにとは想像してなかったし 全く聞いてい ない私は驚いてちょっと待って3人 お母さん私たち2人で暮らす家じゃなくて と確認をするすると高一さんは私が言った ことに対して驚いた様子て え結婚して俺の家に入ったんだから母さん と同居するんだろ母さんと俺のとろにとこ が来てくれるみたいな感じだろと何 当たり前のこと言わせるのと言わんばかり の態度で告げられる 私はちょっと怒りながら何それ聞いてない わ大体私そんなに高一さんのお母さんと 面識ないのよと言い返したがなんだよそれ 母さんを見捨てろってことかとさらに反論 さ れるミスてるとかの話じゃなくてそういう のは前もって相談してよそんな急に言われ ても混乱するし心の準備だってあるのにに そう言ったがそこから高一さんは聞く耳を 持ってくれずとにかくこれは決定事項だ からとりあえず明日何時に迎えに行けば いいか母さんに連絡しとくよと話を 切り上げられてしまっ た面識がなかったとはいえ通回あった中で は義母に悪い印象はなかったし一緒に家を 見に行く時もわざわざありがとうねと言っ てくれたから私はは亡くなった母を 思い出して新しいお母さんかと期待し同居 することを受け入れたそして都内近郊に 新築の一軒屋を購入し義母との同居が スタートし た同居してわかったことなんと高一は身の 周りの世話を全て義母に任せていた会社に 行く前に義母に靴下を履かせてもらって いるのを見てしまった時はさすがに吐き気 がした 私の中では事実したエリート社員みたいな イメージだったのが結婚生活がスタートし てからというもののどんどん崩れて いく自立を促され育ってきた私との違いに 受け入れがいなんだか複雑な感情が芽生え ていっ たおまけに義母はあくまでも自分の家だ からということで私の部屋にもノックなし て急に入ってくるさらには私での郵便物 まで勝手に開ける 始末クレジットカードの明細とか病院の 検査の結果とかあまり人に見せたくない ものだってあるのだからということで一度 やめるように言ってほしいと高一さんに 頼んでみ たしかし郵便物仕分けしてもらってるのに 何言ってるの負担少なくていいじゃんそれ とも何俺にバレたくないことでもあるわけ と帰って不機嫌にさせてしまった 高一さんの家では誰あての郵便物でも義母 が開封して必要に応じて本人に渡すという のが常識で私が言っていることの方が逆に 違和感があって怪しい らしい私が料理をした日にはあらま私の味 には程遠いわ ねこれじゃあこうちゃんが美味しいって 言ってくれないわよと言われてしまう 始末さんも結婚する前まではとこが作る 料理は新鮮でおいしいよと褒めてくれてい たのに最近になってああとこそろそろ料理 がもっとうまくならないのか母さんに教え てもらいなよと言ってくるようになって しまったしかし今年の結婚記念日には高一 さんが料理を作ってくれ た私の大好きな唐揚げがあって私は嬉しさ のあまり泣いてしま 最近もたまにではあるが高一さんが夕食を 作ってくれるようになっ ただけど半年前から高一さんは残業する ことが増えてその上寝る時以外はスマホを 手放さなくなっ た少し前までは普通にリビングにスマホを 置いてどこかに行くこともあったのに最近 は風呂場にまで持ち込むようになっ た不審に思った私はさんがて にスマホを確認し た画面を見てみると半年前まではかかって いなかったロックが設定されていた高一 さんの誕生日私の誕生日結婚記念日 思いつくものを入力したが解除できなかっ た他に高一さんが設定しそうな 数字念のため義母の誕生日を入力してみ たら解除することができ た自分のスマホにのをパスワードにする なんてとちょっと引きつつLINEを 開く基本的に仕事のメッセージのようで 安心していたが友達一覧に遠く履歴にはい なかった女性を見つけたひょっとして トークを非表示にそう考えた私は友達一覧 の画面からトークを選択し た私の勘は当たっていたまた会おうね 大好き そんな甘い言葉をかわしている遠く履歴を 見つけてしまった私は頭の中が真っ白に なった今まで感じた違和感も義勇であって 欲しかったけれどもそんな期待はこうも 簡単に打ち砕かれた私は証拠の写真を撮っ て眠りにつこうとしたがその日は涙が溢れ てきてしまって寝ることができなかっ た数日後心の整理ができた私は証拠の写真 を出し高一さんに浮気について問い詰め たしかし ああはいはい言わせてもらうけど浮気は男 の本能だからするのは当たり前誰がお前の ことを養ってやっていると思ってるんだ俺 は課長に昇進したんだ多めに見ろよ別に お前のことを追い出してやろうだなんて 思ってない しでも最近俺に対して手抜いてるよな すっぴんだからご主人様を喜ばせるように ちゃんと努力しろよとなぜか私が注意さ れるはめに納得いかない私は高一さんに 反論して言い合いに私たちが言い合いして いるのを聞きつけた義母は何々2人とも どうしたのと駆けつけてきた私は義母に すがるようにお母さん実はと高一さんが 浮気していたことを相談しただけどあら まあそれは悲しくなっちゃうわねでもね とこさんこうちゃんは男の子なのよ浮気 なんて仕方のないことじゃない悲しむのは とこさんの自由だけどこちゃんを許して あげられないだなんて愛が足りないんじゃ ないかしらと嫌みたらしく言い高一さんの 肩をを 持つ高一さんは義母に認めてもらえたから かさらに調子に乗ってやっぱ1番の理解者 は母さんだよなとかも 見習えよと言ってくる 始末ああこの家には誰も味方がいないん だそう絶望した私はこの日初めて結婚した ことを後悔しどうにか離婚する方法はない か考えるようになった それから数ヶ月後季節は冬寒くなってきた 12月の頃高一さんから今週末この家で俺 の会社の役員たちを招いてクリスマス パーティーをすることになったから料理を 準備しておいてと急に連絡が入ってきた あの合以降私のすることなすこと掃除して もここ誇りが残ってる全く仕事もしてない のに家のこともできないのか料理をしても なあもううちの家族に入って1年だろ まともに料理も作れないわけ母さんの料理 はもっと味付けが濃くて おいしいそうやって文句しか言わなくなっ ていたそんな高一さんからのパーティーの 準備をお願いする 連絡明らかに何かたんでいるのは 明白私は断ってそのたみを阻止してやろう かとも考えたけれど逆に高一さんの会社の 役員含めたくさんの人が集まるクリスマス パーティーを利用し高一さんと義母そして 高一さんの浮気相手に復讐することを決意 し たクリスマスパーティー 当日高一さんの会社の社長を含めた役員 たちが続々と私たちの家にやってきた高一 さんも義も社長たちにごまをすることに 必死で全くパーティーの手伝いをしてくれ ない私はため息をつきながら冷蔵庫の中の 奥の方から作り置きの料理を取り出し温め お皿に盛り付けクリスマス仕様に飾り付け て食卓に 運ぶ私が全て配電し終わる頃にはちょうど 参加予定の社員の皆さんが全員揃っていて 早速乾杯し皆が料理に手をつけ始めた そんな中高一さんは目の前の唐揚げを 食べる次の 瞬間なんだこれは何も味がしないこんな まずい料理会社の皆様に失礼だろと激怒し 台所のゴミ箱に捨て た皆さんうちの嫁がすみませんああ社長 その唐揚げ何にも味がなくておいしくなさ すぎるので本当に食べない方がいいです いやに不いない代わりの料理を持ってくる のでちょっと待っててくださいねと高一 さんは冷蔵庫がある台所へ 向かうあれおかしいな確かここに台所の方 から高一さんが何かを探す声がする一方 パーティーテーブルは突然の出来事に驚き み固まってしまっているそして私が静かに 深呼吸して台所で何かを探している高一 さんに向かってこの唐揚げ作ったの私じゃ ないけどと告げた高一さんは一瞬固まり はっとした様子になりパーティーテーブル に戻ってきて唐揚げをもう1つ口にし顔が 真っ青にそして高一さんと対面する形で 社長の隣に座っていたリカという女性も その様子を見てまさかとを一口食べ顔が 真っ青になってい たみんなが固まって動けない中リカという 女性社長の娘が唐揚げを食べ真っ青になっ ているのを見て違和感を感じたのか社長は 沈黙を破りどれどれ私も食べてみようかと 唐揚げを一口 食べる社長はよく味わいながら飲み込み目 を細めため息をつい たリカこれを作ったのは君だねそうこの 唐揚げは高一さんの浮気相手のリカさんが 作った空揚げだ今年の結婚記念日高一さん が作ってくれた唐揚げが美味しくて私は レシピを訪ねたが定期的に作ってやるから それでいいだろと全然教えてくれなかっ たそれでもどうしてもレシピを知りたくて 今から唐揚げ作ってくるできたら呼ぶから 楽しみに部屋で待ってろと高一さんに言わ れた時こっそり台所を見に行ったすると 冷蔵庫の奥の方からタッパーを取り出しお 皿に並べ電子レンジで温め始めたのを発見 してしまっ た始めは本当に冷凍食品だったのかなとも 考えたがあの日浮気のlINEを発見した 時会話を遡っていくうちに奥さん私の作っ た唐揚げが好きなん でしょうああおいしいおいしいって初めて 出した日なんて泣いて喜んでたよ何それ 最高これで無料家政服ことと奥さんとの 関係を維持したまま私と愛し合える ねそんなやり取りを見つけてしまったの だそして今回のパーティー高一さんは絶対 に私の料理が下手で済みません代わりの 唐揚げ用いしているのでどうぞみたいな ことをしてくるだろうと予想できただから 初めからリカさんが作って高一さんに渡し ていた唐揚げをわざわざ飾り付けまでして 食卓に並べたの だ浮気の経緯から今回の騒動の真相まで私 は驚いて固まっている社員の皆様に丁寧に 話して見せ た話を聞いた社長は奥さんうちの社員2名 がとんでもないことをやらかしてしまった 会社を代表してお詫びする娘も娘だがので ありながららした三島君にも日が あるまして自分の奥さんを入れようとして 挙句の果てに食べ物を粗末にするなんて 道徳感のない社員にうちの仕事は任せられ ない明日から来なくて いいそしてリカお前もだ可愛い娘だからと 今まで夜遊びには何も口出ししてこなかっ たがお前は飯島君が婚者だと知っていたん だろう1から教育が必要だな な実家のお寺で1年過ごすように社長は 激怒し2人に向かって実質首を宣言した奥 さん本当に申し訳なかった後日改めてリカ の父親として謝罪しに来 ますそう言い残して社長が家から出て行く と役員たちも気まずそうに失礼しましたと 社長の後を追って出ていってしまっ た流れる数秒間の沈黙そしてプルプル震え 出した高一さんは逆切れしてお前がこんな ことしなければ今まで通りだったのに俺の 将来設計全部パーだ余計なことしやがって と私の胸ぐらを掴んできたが今まで通り お母さんに甘やかされる高一さんを見て 残業で忙しいって言いながら浮気をして いる高一さんを待って何をしても文句しか 言われない現状のこと 笑わせない で将来設計の中に私は奴隷としてしか存在 していないんでしょうこんな家こっちから 願い下げよう と高一さんの手を 振り払う高一さんは悔しそうにしたかと 思えばふっと笑い始めてまあいいさ俺には リカがいるお前とは違って料理は上手だし 愛嬌もある離婚届上だよをしてやるよと 勢いで私が用意していた離婚届けに印鑑を してくれた固まっている義母とリカさんに 対してさあリカこれでこれからは誰にも 文句を言われずに一緒に過ごせる母さんに もやっとちゃんと紹介できるよとニヤニヤ しながら 駆け寄るするとリカさんが立ち上がって ふざけないでよと叫び高一さんの頬をぶっ た 体勢を崩した高一さんを支えるように義母 が 寄り添う最近課長になってはりが良かった から付き合ってあげてただけ誰があんた みたいな人と本当に一緒になるものですか てか照って最悪なんだけどマジでありえ ない何が嫁は俺の言いなりだから安心しろ よまんまとやられちゃってだっさと高一 さんに向けて言い放ち家を出ていった高一 さんと義母はリカさんの見幕にたじろぎ 震えて いる私はため息をついて 一言よかったじゃない仕事も嫁も彼女も 失ってさこれで代々大好きなお母さんと 一緒にいられるわよと吐き捨て荷物を まとめてあったキャリーバッグを片手に イカをしてくれた離婚届を持って家を出 た1週間後私と高一さんの離婚届けは正式 に受理され離婚に至ったそして予定通り 高一さんは会社を首になったらしい朝会 解雇扱いだからもちろん退職金も出ない職 を失ったあの人に家のローンは支払える はずはなく売り払って義母と6畳ワン ルームのアパートで暮らすはめになったの だとか一方家を出た私はひとまず友人の家 を点々としながら賃契約ができる物件が ないか探していたがなかなか良い場所が 見つからず途方にくれてい た心配した友人からねえとこ顔が真っ青だ よ旦那さんに浮気されていたんでしょう 本当よく我慢したよ誰にも相談せ ずそういえばずっと実家には顔出して なかったんだよねそろそろ帰ってみても いいんじゃないかなと実家に戻ることを 進められた だけど10年以上疎遠になった父親が今更 帰ることを許してくれるか自立したんだ から帰って来るなと言われるんじゃないか と悩んでしまいなかなか連絡する勇気を 持つことができなかっ た友人の家を点々とし始めて2週間が経っ た頃父親の農園で働く守る君からえっと とこさんの電話で会ってますかこさんの お父さんがっ 足と腕を骨折して入院してしまってご家族 にお見舞いに来てもらわないんですかて 言ったら俺のことでわざわざこんな田舎 まで来てもらうことはできないって片に 連絡するのを拒んででもいつもの勢いが ないというかすごいおけになっていて久し ぶりに顔出しに来てあげられませんかと 電話が入っ た父親が心配になった私は数年ぶりにに 帰ることを決意し た東京から何時間もかけて久しぶりに地元 の駅まで帰ってき たおいとこさん守君が車で駅まで迎えに来 てくれた近所に住んでいた少年だった頃の 守君しか知らない私はいつの間にか大人に なった守君を見てどうしてずっと帰ってこ なかったんだろうと後悔し 始める守君に病院まで送ってもらい父親の 病室を訪れた久しぶりに会った父親の姿は 最後に見た厳しい父親というイメージは なくなんだか小さく弱々しく感じることに 驚い た父親は私が入室してきたことに気がつき おお帰ったのかとだけ言い私を責めるよう なことは何も言ってこなかっ たうん色々あってしばらくこっちでお世話 になると告げたがそうかゆっくりしなさい と私に理由を聞くこともせずにここにいる ことを許してくれ たその日は実家に帰って1人で懐かしい 気持ちに浸りながら就寝し た翌日父親の着替えを持って病室へ向かう と病室で父親とさきさんが話している声が 聞こえ たとこちゃん何も言わんけど何かあったん か ね私はドキっとしてでも父親は話したかっ たら何があったか自分から話してくる だろうなに自分の家なんだから好きなだけ いてくれればいいさと言ってくれたそれを 聞いた私は病室の前で静かに涙を流し たそれから2週間後父親は退した の日ペーパードライバーで運転することが できない私に変わってさきさんが私と父親 を家まで送ってくれ た助手席でさきさんと楽しそうに話す父親 を見て私はあんな自然な笑顔ができたんだ なとそんなことをぼんやり考えてい た自宅に着くと父親を支えながら歩くさき さんの姿を見てさんといる父親はなんだか やかで幸せそうだなとて思っ た病院から家まで移動するので疲れて しまった父親をベッドに寝かせさきさんを 散歩に誘っ たさきさんは戸惑いながらもちょっと フラッと歩こうかと了承してくれ た家を出てやかな雑談をし5分程度歩いた ところでさきさんに 伝えるささん担当直入にいます父と再婚 するつもりありません かさつきさんは驚きつつ少し息を整えて 真面目な顔して返してくれ たとこちゃんだからこそ本音で話すねもう こんなおばさんだから恋愛感情とかそう いうのは正直わからないでも確かにとこ ちゃんの お父さんさとさんと結婚して一緒に過ごせ たらどんなに嬉しいだろうと 思うけどねさんのこともあるし私から結婚 したいたなんてそんなわがまま言えないの 寂しそうに話すさつきさんにお母さんは父 をこんなに思ってくれるさきさんなら きっといいよって言ってくれると思うん ですいつも厳しい顔していた父がさつき さんの前ではあんなに笑顔で本当に腹が 立ったんですよなんて幸せそうなんだって 嬉しくって羨ましくってと 返すさつきさんはそうなのねと空を見上げ て考え込みながらキロに着い た悟さん私これからもずっと悟さんとこう して楽しく過ごしたい です1番は奥さんでもいいです支えていく ことを許してくれません か数日後さつきさんは急に父親に プロポーズをし始めた いつも冷静な父親もさつきさんには弱く 混乱して いるそんな光景を見ていた私は1番じゃ なくていいだなんて言わないで確かに お母さんのことは大切にして欲しいって 思うよでもね私にとってさつきさんは2人 目のお母さんなんだよお母さんが亡くなっ てから私が寂しい思いをしなくて住んだの はさつきさんがたくさんたくさん面倒を見 てくれたからなんだよとさつきさんは投資 する父親は考え込んで母の写真に向かっ て美春俺のこと許してくれ俺もさきさんの こと支えていきたいと思っているんだと 一礼 するさきさんはその言葉を聞いて手を口に 当て涙を 流すそして父親はさきさんに向かって もうおじさんになってしまったがさきさん と話す日々は楽しかった美春が亡くなって 以来庫にすら閉ざしてしまった心をさき さんは少しずつ溶かしてくれたこれから 一緒に 過ごそう私は2人に精一杯の拍手を送った そして守君に連絡し て私が実に帰ってきて1月後父親と月さん お母さんの結婚式を開くことになっ たとはいえこんな田舎に教会なんてないし 式をあげられるような立派な神社もない 父親にはみんなでピクニックをしようと しか伝えてい ないそんなところにウェディングドレスを 着たさきさんが父親の前に姿を表し た父親は混乱しつつ綺麗だよとんにを 伝えるささんはその言葉を聞いて照れく そうにして いる実はこの結婚式は私と守る君で計画し たものだったせっかくなんだから結婚式を 開いてあげたいしかし結婚式ができる会場 なんてここら辺には ない理由もなく遠くに連れ出すことは 難しいだからガーデンパーティーみたいな 感じにどうにかできないか 通販とかでウェディングドレスやケーキを 取り寄せることはできないかそれはもう 2人でいろんな計画を立てて両親を喜ば せようと必死になったことかその努力が 実ってサプライズは大 成功幸せそうな2人の笑顔を見て はあいいな私もあんな幸せな結婚がしたい どこかにいい男いないかなと冗談のでつい たそんなつぶやきを聞いたさつきさんが あらそこにいい男がいるじゃないと言い ながら守君の方を 見るそれを聞いた守君と私は思わず顔を 見合わせ頬をわかめ照れてしまっ た家族って血の繋がりだけじゃないし長い 時間一緒にいるからとかそんなことで 決まるものじゃない結婚となれば赤の他人 同士が一緒に暮らすのだからうまくいか ないなんて当たり前のことだからこそどれ だけお互いがお互いのことを思いあえるか だと 思う私は失敗してしまったけどもし次に 結婚することがあれば思いやりに溢れた 温かい家庭を築いていきたいなと心に誓う 私なのであっ [音楽] たいかがでしたかチャンネルしていたく ことで今後の動画の制作の励みになります また次の動画でお会いしましょう

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