最新ネタバレ『Dr.STONE(ドクターストーン)』190-191話!考察!正面特攻!カミカゼ少年科学団!!人類初の人工メデューサ!
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科学王国のバトルチームを一掃したスタンリーは、
コハクたちの不自然な攻撃にカンが働きます。
通信機の修理で停滞するよりも、今は進むべき。
一方、ダイヤ電池の完成が間に合わないと踏んだ千空は、
ルーナとチェルシーを戦闘の及ばない遠くに逃がします。
予想よりも早い攻撃で仕掛けてきたスタンリーたち。
ゼノ以外は降伏無視の全員射殺という非情さで、砦には銃弾と手榴弾が飛び交います。
科学チームの時間を稼ごうと身を盾にした大樹は爆風のあおりで吹き飛ばされ、
ゼノの身柄を拘束する龍水も胸部に銃弾が直撃します。
そして、希望のダイヤも手榴弾により全てが炎に包まれるのでした。
スタンリーに狙撃された龍水。
その瞬間を目の当たりにしたゲンは泣きながら思わず発狂。
本能的に衣服を破り掲げた白旗も瞬く間に蜂の巣となりました。
この異様とも思える攻撃に違和感を覚えるゲン。
一方、間一髪で難を逃れた千空たち。
カセキも助かりましたが、ダイヤが全部燃えてしまい絶望します。
あんなに皆で考えて、頑張って作業したにもかかわらず、何も出来なかったと肩を落とすカセキ。
結局、メデューサはホワイマンが作ったもので、人の手には届かない星のよう。
未来には一歩も進めなかったと、ただ涙を流すことしか出来ません。
その言葉に待ったをかけるクロム。
確かに俺たちの力だけでは無理だったと言いながら、手に握りしめるのは通信機。
そこに北米本土コーンシティからのコールが鳴り響きます。
この緊急事態に誰から?
千空には心当たりがありました。
その主は時計技技師のエースである、ジョエルからのものでした。
加工したダイヤ電池をメデューサにセットするジョエル。
グラスワインにメデューサを置くと「0.03m、10second」と小声で音声入力をします。
大仕事を完成させた時、誰にも邪魔されない勝利の一杯を飲み干す。
プロとしての矜持を決めているジョエル。
グラスにワインを注ぎ入れたその時です。
10秒経過したメデューサがグラスの中で発動したのです!
21世紀にも無かった新しい未来科学を人類は永遠に手に入れました。
この事実に驚く、千空、クロム、そしてカセキの3人。
今日この日から、時間は要するものの俺がダイヤ電池を削るとグラスを掲げたジョエルは、
自慢気な表情をしながらカセキに声を掛けるのでした。
その内容は「二手に分かれます」。
フランソワは念のためにアメリカの仲間たち連絡したとスタンリーに報告しましたが、
その内容を盗聴したブロディはキナ臭さを感じます。
今更そんな報告をする必要があるとは思えず、かといって合い言葉とも知れず。
分からないながらも、ニッキーたちを無線には近寄せないよう部下に指示するブロディ。
そのモールスはジョエルも密かに受信をしていました。
信用するのは自分の腕だけだと、実はジョエルのハンドメイド腕時計は、
受信専用の盗聴器でもあったのです。
そこで例のメッセージのことを話すジョエル。
「二手に分かれる」という言葉には、
ドン詰まっていたダイヤの削り方に関する話ではないかと推測し、
日本側にもプロの技師が存在することに気が付いたのです。
劈開面がど真ん中に走っていることで、
綺麗な状態で「二手に分かれた」ダイヤ電池。
この事実を知ったジョエルは大興奮します。
カセキのアドバイスから光明を見出したジョエルは、
ヘドが出るほど無茶な加工は承知をしながらも、
宝飾時計技師のプロのプライドにかけて削りまくっていたのです。
こうして完成したダイヤ電池。
人類初の人工メデューサは、2人の共同悪品だとカセキに語るジョエル。
銃撃の飛び交う絶望の現場にありながら、無駄ではなかったと呟くカセキ。
一生かけて頑張ってきたことは、自分や誰かが死んだとしても、
科学だけは生命をも越えて未来に重なっていくと、再び涙を流さずにはいられません。
しかしながら、北米本土では人工メデューサに危機感を募らせる人物も存在するのでした。
グラスを握りつぶしたのはブロディでした。
その圧に恐怖のあまり声も出ないジョエル。
ブロディはグラスの中でメデューサを稼働試験したジョエルの魂胆を看破すると、
科学王国の通信機をそのまま破壊。
奪ったメデューサはヤバすぎる武器にもなると、そのままブロディが没収します。
銃を向けられるニッキーやマグマたち。
一方、カセキはジョエルを祝うことなく残念がりますが、
スタンリーたちに聞かれても関係ないと無線で話すように勧めるクロム。
するとゲンが無事に合流に成功しました。
今のスタンリーたちは無線機がないと推測するゲン。
最後通告もなく、白旗も無視するスタンリーたちの強引過ぎる攻撃。
例えば無線機が壊されて人質のパワーバランスが崩れたからだと、
コハクたち3人が何も出来ずに倒されないと泣きながら主張します。
この話が事実ならば通信網を独占しているには自分たちだと断言するクロム。
そこで千空とゲンは、一か八かの最後の大勝負に出るのでした。
千空からの通信をキャッチするブロディ。
同じくジョエルもモールス信号を盗聴しますが、その内容を知るや誰もが驚きます。
千空の指示。
それは全員での正面特攻でした。
指揮するニッキー。
大人しくするのは飽きてきたと意気揚々なモズ。
最初からこうすればとヤル気のマグマ。
早くも宙を舞うキリサメ。
銃を持った相手に対して絶対に全滅だと言いながら陽も向かって行きます。
例え倒れても生命を越えて必ず科学は未来に進むと言う金狼。
一丸で敵に立ち向かう科学王国の面々を見て、ジョエルは何を信じているのかと思いつつ、
自分としても勝利の一杯だけはカセキと吞まずにいられないと決意を固めるのでした。
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