元交際相手の男性を刃物で殺害しようとしたとして45歳の女が逮捕された事件で、テレビ朝日は逮捕された女が男性に宛てたとみられる手紙を入手しました。

 東京・台東区のマンション。エントランス付近で警察官に声を掛けられた女は、こう打ち明けたといいます。

 警察官に声を掛けられた女(6日):「(男性は)もう死んでるかもしれないから早く見に行って」

 殺人未遂の疑いで逮捕されたのはマンションの住人で45歳の水谷陽子容疑者。

 6日未明、自分の部屋で8つ年下の相沢勇樹さん(37)を「刃物で刺して殺害しようとした」として逮捕され、その後、殺人の疑いに切り替えられました。

 相沢さんは事件直前、こう通報していました。

 相沢さん(警察への通報):「昔の職場の知り合いに殴られた。刺されて血が止まらない」

 「見に行って」などと言われた警察官。部屋に行くと相沢さんがベッドに倒れていました。胸や首など、十数カ所以上を刺されていたといいます。

 警視庁によれば、水谷容疑者は「相沢さんは元同僚で、交際していたこともある」と話しています。

 容疑者が書いたとみられる手紙。相沢さんの家族によりますと、1年半ほど前に自宅の車に貼り付けてあったということです。

 「私どうすればいいかわかんなかった。すごく悲しくてとてもつらいけどがんばったよ」などと書かれています。

 一方、相沢さんの遺族は・・・。

 相沢さんの遺族:「(Q.容疑者が訪ねてきた?)今年・・・1月の2日(家に来た)。『何時ごろ帰ってきますか』と言うんで。(息子は以前)もし俺が死ぬ時は刺される時だって」

 そんななか、マンションで再び会った2人。

 水谷陽子容疑者:「ささいなことでけんかになった。室内にあった果物ナイフを手に取って刺した」

 ナイフについて水谷容疑者は「自分で死ぬために用意した」などと供述。

 水谷容疑者は、動機については「思い出すのもしんどい」とし、「刺したが殺意はなかった」と容疑を一部、否認しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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