プレイリスト(ゆっくりで学ぶ『君主論』)

今回はセニガリア事件後のチェーザレ・ボルジアと
同時期に起きたことがらの話です。

『君主論』の参考箇所:

① 第3章
  才覚とか「力」を持った人物に協力する場合は、
 自身が「用済みになった後に裏切られる」可能性も考慮するべき。

 『他者が強大になる原因を作った者は、みずからを亡ぼす。』
 『なぜならば強大な勢力は 才覚か武力か、』
 『いずれかを備えた者によって生み出されたのであり、』
 『これら二つの力のいずれの持主に対しても、』
 『強大な権力を備えた者はつねに疑いの目を向けるから。』

② 第7章
(1) チェーザレが行ったこと。
  ア 獲得した領地の係累を根絶やしにした。
   → 復讐する意思さえも起こさせなかった。
   → 有力貴族(オルシーニ家とコロンナ家)を弱体化させた。
  イ ローマの有力貴族を金で手懐けた。
   → これらと連携し、自身に敵対的な教皇の権力を抑制するため
  ウ 枢機卿会議での多数派工作(多数のスペイン人枢機卿を任命)
   → コンクラーヴェで、自分にとって不利な教皇の選出を防止
  エ 十分な領土の獲得(未達成)
   → 『自分だけで最初の攻撃に耐える』ために必要だったこと。
   → トスカーナ地方の領有も企図していた?
   → そのために「自身の軍隊の創設」(未達成)にも着手していた。
  オ 獲得した領地(ロマーニャ)の秩序回復
   → 腹心(ラミロ・デ・ロルカ)を処刑してまで治安を回復させた。
(2) チェーザレがしくじったこと。
   敵対する可能性がある人物を支援してしまったこと。
  
  『およそ名のある人物にあって』
  『新たな恩恵が』
  『かつて加えられた古傷を忘れさせられると信ずる者は、欺かれる。』
  『したがって、この選択において、公は過ちを犯した。』
  『そしてそれが彼の破滅の決定的な原因となった。』

(以下、使用ソフト、参考文献等)
動画編集
『ゆっくりムービーメーカー4β』

参考資料等
・『君主論(岩波文庫) 』
Nicoll`o Machiavelli (原著), 河島 英昭 (翻訳)

・『君主論 – 新版 (中公文庫)』
Nicoll`o Machiavelli (原著), 池田 廉 (翻訳)

・『今度こそ読み通せる名著 マキャベリの「君主論」 (名著シリーズ第3弾)』
Nicoll`o Machiavelli (原著), 夏川賀央 (翻訳)

・『NHK「100分de名著」ブックス マキャベリ 君主論 』
武田 好 (著)

・『マキァヴェッリ 『君主論』をよむ (岩波新書)』
鹿子生 浩輝 (著)

・『君主論 ─まんがで読破─』
 Nicoll`o Machiavelli (原著), バラエティ・アートワークス (イラスト)

・『フィレンツェ史 上 (ちくま学芸文庫)』
 Niccol`o Machiavelli (原著), 在里 寛司 (翻訳), 米山 喜晟 (翻訳)

・『フィレンツェ史 下 (ちくま学芸文庫)』
 Niccol`o Machiavelli (原著), 在里 寛司 (翻訳), 米山 喜晟 (翻訳)

・『フィレンツェ――比類なき文化都市の歴史 (岩波新書)』
 池上 俊一 (著)

・『ディスコルシ ローマ史論 (ちくま学芸文庫) 』
 Niccol`o Machiavelli (原著), 永井三明(翻訳)

・『マンガで伝授 課長のための「君主論」』
 Niccol`o Machiavelli (原著), 青木健生 (著), 幸田廣信 (イラスト)

・『マキアヴェッリ語録』
 塩野 七生 (著)

・『読む年表・年譜 ルネサンス・フィレンツェ,イタリア,ヨーロッパ サヴォナローラ、マキャヴェッリの時代、生涯』
 須藤祐孝 油木兵衛 (共著)

BGM

・~やる気のないダースベイダーのテーマ~
・おてんば恋娘アレンジversion
・東方原曲 おてんば恋娘
・東方原曲 少女綺想曲 ~ Dream Battle
・東方原曲 恋色マスタースパーク

効果音
・著作権フリー ジングル音楽 | SPECIAL | VSQ

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・FREE BGM DOVA-SYNDROME
『気分はウイスキー』written by Keido Honda
『Take a Break』 written by HIRNES

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