OST 1

『エア・ギア』 (Air Gear) は、大暮維人による日本の漫画作品。また、これを原作としたテレビ東京系列6局で2006年4月より放送されたテレビアニメ作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2002年49号から2012年25号まで連載された。単行本は2012年3月現在、35巻まで発刊中で累計1600万部を突破。エンブレムデザイン協力は町田形。話数の単位は「Trick-」。エアギア第30-32巻限定版にはOVA『黒の羽と眠りの森-Break on the sky-』を収録。

ストーリー

東中最強のベビー・フェイスこと「南一樹(イッキ)」は、モーター内蔵の特殊なシューズ「エア・トレック」を装着して町を暴走する「暴風族(ストーム・ライダー)」に襲われ、無残な敗北を喫する。そんな時イッキは居候先の幼馴染「野山野林檎(リンゴ)」ら三姉妹から、エア・トレックを託される。リンゴ達の正体は、伝説の暴風族「眠りの森(スリーピング・フォレスト)」だったのだ。
エア・トレックによって自分を傷つけた暴風族にリベンジしたイッキは数々の暴風族と戦い、「トロパイオンの塔」の頂に立ち、世界に一つしかない特別なエア・トレックもしくはその部品である「玉璽(レガリア)」を使いこなす8人の「王」と8本の「道」の頂点である「空の王」の候補と目され、イッキの憧れの女ライダー「シムカ」に見初められながらも、自分だけの「道」を走ろうとする。
やがて自分を総長とする暴風族、「小烏丸」を結成するが、ある時シムカがイッキを、「トロパイオンの塔」を陥落するために存在する暴風族連合「ジェネシス(創世神)」の総長に指名。しかしそれはイッキを「トロパイオンの塔」を狙う「ジェネシス」とそれを封じる「眠りの森」による争いに巻き込むことになる。

パーツ・ウォウ

エア・トレックの技術・優劣を競ういわゆるバトルをパーツ・ウォウ (PARTS WAR) という。このパーツ・ウォウの参加には、全国規模で強固な統一ルールやランク付けがされており、アマチュアスポーツのようなシステムになっている。暴風族の結成は自由で、ネット上の公式サイトでチーム登録や対戦の申し込みなどを行う。同じランクのチームに3連勝するか、上のランクのチームに1勝することで、ランクが上がる。それぞれのクラスで勝負の形式は違い、Fクラスから特Aクラスまで存在する。しかし、パーツ・ウォウを主催する団体等についての情報は一切謎となっている。A・Tチームは、この競技的なパーツ・ウォウというルールをかなり厳格に守りつつ、その中で(社会的ルールを無視した)抗争的なバトルを行っている。そのため、スポーツ競技のようでありながらアナーキーな特殊性を持っている。また、ルールについては地域やチームによって異なる場合がある。

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