一つの大陸の物語シリーズ, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1238973 / CC BY SA 3.0

#時雨沢恵一
#電撃文庫
#日本のファンタジー小説
#日本の小説のシリーズ
#航空小説
『一つの大陸の物語シリーズ』(ひとつのたいりくのものがたりシリーズ)は、電撃文庫から発行されている時雨沢恵一のライトノベル作品のシリーズ。
「一つの大陸」に存在する二つの連合国を舞台にしている。
2002年のシリーズ最初の作品である『アリソン』が刊行され、2002年から2004年にかけて『アリソン』シリーズが完結。
その後、『アリソン』シリーズの18年後を舞台にアリソンの娘リリアを主人公とする続編『リリアとトレイズ』シリーズが2005年から2007年にかけて刊行され、またリリアの友人メグミカと彼女に想いを寄せる少年セロンを主人公としたスピンオフ『メグとセロン』シリーズが2008年から2012年にかけて刊行された。
そして2013年、シリーズの完結編となる『一つの大陸の物語』の上下巻が刊行され、上巻のあとがき内でシリーズの総称が『一つの大陸の物語シリーズ』に決定したことが説明された。
2008年には『アリソン』と『リリアとトレイズ』を原作としたテレビアニメ『アリソンとリリア』が放送された。
同作品についても本記事で解説を行う。
物語の舞台は大きな大陸が一つだけある世界となっている。
暦は世界暦。
大陸のある惑星はその約9割が海であり、両極は氷におおわれている。
衛星は1つで、月と呼ばれる。
この月は公転周期が8日と短く、かなりの大きさを持っているように見える。
白い月は反射率が高く、満月の時には夜でも農作業もできるほどの明るさとなる。
さらに、この月は頻繁に皆既日食を起こす。
その際は昼間にもかかわらず星が見えるほど暗くなり、ロクシェ語(後述)では「真昼の夜」「夜」とも呼称される(逆に皆既月食は「夜の昼の夜」とも呼ばれる)。
大陸は惑星の北半球に位置し、低緯度地方は砂漠地帯、高緯度になるほどに木々が多くなる。
最南端は赤道付近、最北端は北緯60度ほどに達する。
形はジャガイモに似たいびつな楕円形。
またそのほぼ中央を、北緯30度弱までは中央山脈によって、それよりも北はルトニ河によって二分されている。
中央山脈のほとんどは1万メートル級の山だが、大陸の他の部分には大きな起伏はなく、平坦な土地が続いている。
大山脈と大河によって、川の両岸どうしの交易は発達しなかった。
また人類の起源をめぐり、ルトニ河を挟んでロクシアーヌク連邦とベゼル・イルトア王国連合(いずれも後述)の戦争が長きにわたって続いていた。
だがそれも『アリソン』での壁画発見によって終結し、両国は和解。
『リリアとトレイズ』時点では、列車や飛行機を利用した交流がされている。
また、宗教上の理由による対立などはない様子。
航空機 全作通じてレシプロ機が登場するが、まれにヘリコプターも登場。
鉄道 船舶 緑島戦争の時などはルトニ河でガンボートが使用された。
又、『リリアとトレイズ』シリーズではスーベーイル軍が大型戦艦を保有している。
小火器 ボルトアクション小銃からAKS-47、ドラグノフ狙撃銃まで登場する。
通信 トランシーバーの他に電話機が存在するが、電話機は高価でようやく一般家庭への普及が始まった段階。
また一般家庭への放送はラジオ放送の他にテレビ放送も行われており、富裕層ではないリリアの家にもテレビはある。
ロクシアーヌク連邦 通称ロクシェ。
以降もそう記述する。
ルトニ河の東岸に位置する、14の国と2つの特別地域の連合体。
物語はほとんどロクシェにて展開する。
約200年前に成立した。
セロンの槍と呼ばれる文様が正式紋章。
名前の後に姓が来る。
公用語のロクシェ語は、首都特別地域の周辺の文字と言葉を基にした人工言語。
かつては構成国それぞれの国の言葉があったが(イクス語、カスナ語、ラプトア語など)、現在ではすべて廃れている。
またそれぞれの構成国は独自の警察機構を持ち、国境をまたいだ事件には連邦警察が対応する。
車は右側通行で運手席は左側にある。
免許は二輪が14歳、四輪が16歳から取得できる。
飲酒は20歳から可能。
個人での武器所有が認められている。
判明しているロクシェ構成国・地域は以下の通り。
ベゼル・イルトア王国連合 通称スー・ベー・イル。
以降もそう記述する。
ルトニ河西岸にある、ベゼルとイルトアの2つの王国、そしてそれに付随するいくつかの小国によってなる。
首都はスフレストス。
公用語はベゼル語。
曲げ短刀という正式紋章がある。
スー・ベー・イル人のフルネームは「自分の正式な名前・母親の親の姓・…

MAG.MOE - The MAG, The MOE.