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原曲:輪舞-revolution-
arrange:アルタエースエンタテインメント
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奥井雅美 「輪舞-revolution」 | 少女革命ウテナ | オープニング
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奥井雅美
概要
日本の女性シンガーソングライター、作詞家、作曲家、音楽プロデューサー。
『スレイヤーズ』『少女革命ウテナ』などテレビアニメの主題歌を数多く手掛けている。
スターチャイルド、キングレコード、evolution(2007年にドワンゴ・エージー・エンタテインメントとしてドワンゴの子会社化)を経て、ランティスで活動。
兵庫県伊丹市出身。大阪芸術大学芸術学部を中退。血液型はA型
経歴
1989年から斉藤由貴、原田知世、Winkなどのバックコーラスを担当する。
1990年から4年間、松任谷由実のコーラスを務めた。
1993年にシングル「誰よりもずっと…」でキングレコードよりソロ歌手デビュー。
以後は主にテレビアニメの主題歌を多く手掛け、ラジオパーソナリティとしても活動。
また、楽曲提供や雑誌へのエッセイ連載などでも活動する。
デビューして8年間、矢吹俊郎のプロデュースを受けていたが、
矢吹と徐々に楽曲制作のありかたをめぐって反りが合わなくなる。
2001年に所属していた矢吹の事務所から独立し、本格的にセルフプロデュースを開始する。また、石田燿子に「power of love」を提供するなど、徐々に音楽プロデューサーの活動も開始する。2003年には「JAM Project」に加入したり、米倉千尋と「r.o.r/s」を結成したりといったソロ以外の活動を積極的に始めた。
2004年には、キングレコードから独立し自主レーベル「evolution」を設立。
同年に始まったラジオ番組『奥井雅美 O-Live』では、アニメ専門携帯着メロサイト「アニメロミックス」との共催でオーディションを開催して、近江知永をデビューさせた。
以後プロデュースを務めた。2006年から2009年にかけてテレビ番組『@Tunes.』の司会を務め、多くのアニメソングを歌う著名人と交流を果たした。2005年からAnimelo Summer Liveのメインアーティストとして活躍している。
2019年3月1日、平成アニソン大賞において「輪舞-revolution」が作詞賞(1989年 – 1999年)に選出された。
少女革命ウテナ
J.C.STAFF制作のアニメ作品。テレビシリーズとして1997年4月2日から同年12月24日までテレビ東京系列で放送された。全39話。
概要
『美少女戦士セーラームーン』シリーズのメインスタッフだった幾原邦彦が少数精鋭のスタッフを集めて制作集団ビーパパスを結成、少女漫画家さいとうちほと組んで世に放った異色作。第2回アニメーション神戸テレビ番組の部最優秀賞受賞。
男装の麗人、書き割りの様な背景、影絵の少女達による不可思議な劇中劇など、宝塚歌劇と前衛舞台劇を折衷したような徹底したアバンギャルドな演出が特徴。また、学園といった閉鎖世界や薔薇や王子様といった少女漫画的モチーフを中心に、おとぎ話や古の貴族のような決闘、同性愛や近親愛まで多くの要素を扱い、かつ哲学的な言辞と象徴や図式を大小に首尾一貫してちりばめている。合唱曲「絶対運命黙示録」など、かつて寺山修司率いる「天井桟敷」で音楽を担当していたJ・A・シーザーのアンダーグラウンド的楽曲を採用した事も、独特の世界観を作り上げる大きな要因となった。
押井守監督の『天使のたまご』を彷彿とさせるフレーズが作中にあり、第27話「七実の卵」は影響が顕著に表れている。
企画
ビーパパス(Bepapas)は幾原邦彦がオリジナル作品制作のために作ったチームで、その名前は「大人になろう」の意。従来は著作者として認められることがほとんどなかったアニメーションの制作スタッフが原作者の立場で表に立つことも目的としていた。
当初の企画として最初に形になったものはコアターゲットを狙ったOVAで、主人公の名前はウテナ、敵の名前は「世界の果て」であった。この頃、幾原は「世界の果て」という言葉を絶望という意味でよく口にしたという。しかし幾原がさいとうちほの作品と出会うことで、この企画はより一般向けのテレビシリーズを志向するようになる。さいとうにキャラクター原案を依頼した時点での作品名は「少女革命ウテナKiss」で、主人公が誰かとキスすることで男装の美少女へ変身するというもの。玩具メーカーをスポンサーに想定した子供向けアニメである。
幾原はウテナとアンシーを親密な仲にする構想を持っていたが、さいとうは少女漫画家としての自負から、視聴者である少女が望むものではないとその構想を強く否定、このショックで幾原は急性胃腸炎を起こしたという。ただし、放送終了後の座談会でさいとうは、ビーパパスの影響で同性愛的なものを肯定するようになったと心境の変化を語っている。また榎戸洋司は、主人公の天上ウテナのモデルはさいとうちほであり、ウテナに目指してほしかったものは、さいとうちほが目指すような、安っぽい道徳とは逆の人間性の高さ、セクシュアリティの高さであると述べている。
その後、キングレコードの大月俊倫プロデューサーの目に留まることで企画はより本格的な制作体制に移り、また大幅な変更が行なわれて最終的な形になっていった。
演出・美術
作品には監督である幾原の作家性が色濃く出ているが、他のスタッフもまた自発的に様々なアイディアを投入している。例えば、影絵少女は幾原ではなく、シリーズ構成の榎戸洋司の発案である。
生徒会室内で様々な演出が行なわれるようになったのは、第5話で錦織博が林檎をウサギに変えたことが機であるという。橋本カツヨはこれを、たった2枚の絵で、世界を革命するという行為の本質を暗示して見せる演出だと高く評価している。同じく第5話で桐生冬芽の胸をはだけさせたのも錦織である。この後、スタッフ個々によるキャラクターの露出合戦がエスカレートしていった。
美術監督を務めた小林七郎は当時64歳(放送開始時)の大ベテランである。幾原監督は理詰めでなくイメージを重視した指示を出し、例えばアーチを描くにしてもその先にあるはずの建物などを描かせず、向こう側に真っ白な空を描かせたという。その衝撃はかつて小林が共に仕事をした出﨑統と似た感覚で、そのような発想の飛躍は自分にはないものであり、いい刺激になったと語っている。また建物の大半をデザインした長濱博史についても、その重力や力学を無視した自由な発想に小林はショックを受け、その良い部分を生かすようにしたとのことである。
メディアミックス
テレビアニメ放送時にさまざまなメディアミックス展開が行われ、漫画、ゲームの他、ミュージカルや小説版(ノベライゼーション)なども発表された。劇場版公開時には、「月蝕歌劇団」による舞台が公開された。また、劇場版公開に合わせてテレビアニメ版12話までが1999年8月9日・16日にテレビ東京の深夜帯で再放送された。また、さいとうちほによる同名の漫画作品がテレビ放送に先んじて世に出ているが、テレビシリーズの制作が決定したことを受けての連載の為、原作ではなくコミカライズの一種と位置づけられており、「原作ビーパパス」と明記されている。
テレビアニメ版、漫画版、小説版、劇場版ではそれぞれ、話の展開や設定が異なっている。
2017年には『月刊フラワーズ』9月号に、さいとうちほ画業35周年企画として20年ぶりとなる新作読み切り漫画(60p)が掲載された。
Wikipedia参照。
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