新卒サラリーマンのハラダと3浪大学生ホンダによる映画レビュー

「夜明け告げるルーのうた」でアヌシー国際アニメーション映画祭の最高賞(クリスタル賞)、「夜は短し歩けよ乙女」で日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞するなど、手がける作品が続々と高い評価を受ける湯浅政明監督が、海辺の町を舞台に繰り広げられる青春ラブストーリーを描いたオリジナルの長編アニメーション映画。サーフィンが大好きで小さな港町に引っ越してきた向水ひな子は、町で起こった火事騒動をきっかけに消防士の雛罌粟港(ひなげし・みなと)と知り合い、恋に落ちる。2人は互いにかけがえのない存在になっていくが、ある時、海で溺れた人を助けようとした港が命を落とし、そのショックでひな子は、大好きだった海を見ることすらできなくなってしまう。そんなある日、ひな子が2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中に港が現れる。再び港と会えたことを喜ぶひな子だったが……。主人公・港の声を声優初挑戦の片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、ひな子を川栄李奈が担当。脚本は「夜明け告げるルーのうた」「映画 聲の形」などを手がけた吉田玲子。

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