20世紀少年レビュー(あくまで自己レビューです)
浦沢直樹さんの作品から分かることを言っているつもりです。
20世紀少年、モンスター、マスターキートンといったSFチックでありががら、人間の超心理を描いた作品が多い漫画家さんです。

だけどね、漫画なんだけど、子供には読むのがひたすら難しい。。
でも、昔ってこれぐらいのSF漫画が普通だったのかもしれないね。
手塚治虫さんや藤子不二雄さんも昔はちょっぴりグロテスクな作品が多かったし。。
最近、手塚さんのブッタを見たんですけど、予言者の子供が狼に食べられたりするからね。。
藤子不二雄さんは言わずと知れたドラえもんやパーマン、キテレツ大百科とか。。
ドラえもん。あれもね。。本当にトラウマになるぐらいエグい話が多いよね。
特に『地下帝国』』の話だったり、『無人島』の話とか……
本当にトラウマになるから!!
いやあ、本当に今の子供に見てもらいたい。

今のSFってグロさを無くしたせいで、メッセージ性が失われてるんだと思う。
だから妖怪モノが流行るんだよ!!
子供でも妖怪って実は恐ろしいものって薄々気づいているんだよね。
そういう、大人が与えたギリギリのグロさを求めて、子供はそれを欲しているわけ。
分かる?

例えばだけど、日本って一日何人死んでいっていると思う?
調べました。
知恵袋ですけど、一日3500人近くの人が死んでいるわけ。
ちなみに生まれてくる子供が2800人。
だいたい日本人は一日7、800人ずつ消えていくわけ。
だけど日本にはこんな死体転がってないじゃないですか?

自分がカメラマンってのもあって、
ひとつ紹介紹介したいのですが、藤原新也さんの『メメントモリ』っていう本があります。
それを是非とも見てもらいたい。
言ってしまえば、死というのは当たり前に存在するのですよ?
だけど、それを隠すことに何か意味があるのかって言われると、大人の理由ですよね?

死って怖いイメージがあるけど、実はそうではなくて。。
自分の話になっちゃうんだけど、死ぬことって突然大切な人や、大事な人に会えなくなることだと思ってたんですよね。
小学生の低学年の時にこんな理由でひとり泣いていたのを覚えています。
だけどそれって死という存在が当たり前にあって、いつか誰だって死ぬということを知らなかったからのかな?って今更ながら思うわけです。

宗教ってのをひたすら悪い方向に考えるのもこういう風潮だよね。
確かにオウム心理教がやって来たことをひたすら良いとは言えないけど。。

最近漫画を読まなくなったのもありますけど、本当に面白い漫画が少なくなったのはこういう漫画に制限をつけたからだと思うわけ。
まあ、あと大人になるにつれて、こういう思考じゃなくなっていったというのも捨てがたいけど。。
赤松健さんじゃないけど、こういう制限の中作られた作品に人間のまことな心理がありますか?読みたいって考えますか?って思うわけですよ?
ただひたすら主人公が好きなことをやること目指すだけってないけど、ひとりじゃ解決できないトラウマや悩みがあるんだよ。。
そこにも、主人公が抱えきれない問題には当たり前だけど、人間の生死や生存欲望、異性と一緒にいたいってのが絶対あるんだよ。

正直これがダメだったら、某大物小説家、去年もノーベル賞を逃した村上春樹さんの小説なんか読めないからねww
だったら、小説も少しでもこういう描写があったら官能小説にしてピンク色の帯でも付けて銀色の18禁シール貼れば良いんだよ!!!

なぜ小説がよくて漫画だとダメかというと、やはり映像ってのは力が強いってのが理由でしょうね。
それと、小説は子供は読めないってたかを潜っているんでしょ?

本当に考え方がイスラム教と一緒だよ。
別にイスラム教を悪いとは言わないけど、神を具現化しちゃいけないとか。。
それは、もっともなんだよ。
元を正せば、キリストでも仏教でも神様って人間の形をしているじゃん?
それこそが間違っている。だって、神様って本当に人間なのって考えたらそれってそんなはずがないじゃない。
人間の進化の歴史を辿れば、本当にとてつもない進化の過程で偶然こんな形になったんだよね。
ダーヴィンの進化説だっけ?
高校の生物の教科書読めば分かる話ですよ。

だから、今の子供には今の作品じゃなくて、昔の作品を読むことをお勧めするっていったら怒られるかな。。
確かに、魔法使いの嫁、ダンジョン飯とか、血界戦線とか、、感動しちゃったよ。
だけど、君の名がここまで売れた理由は……
おそらく、食パンがよく売れる理由と重なると思うんだよね。(この話はまた今度)

話は戻って、20世紀少年の話に戻りたいと思います。。
モンスターも20世紀少年も映画やアニメでは見たことあるんだけど、正直それだけじゃ内容があやふやなんだよね。
まあ、今から読むのは20世紀少年だよ!
もう十年い錠前になるのかな??
映画は当時は大反響だったよね。
友達との間で(約10年前)、『僕だよ友達だよ…』とか『だ~れだ』なんて言葉が流行ったよね。
監督もあのトリックや世界の中心で愛を叫ぶなどを描いた堤幸彦ゆきひこ監督
調べたんだけど、、包帯クラブ…あの作品がとても好きでした。
最近も山口幸三郎さんの小説の視覚探偵ってのをドラマでやっておりました。

ひとついっておきたいが、山口さんはもともとラノベ作家だからな!!
有川さんや竹宮ゆゆこさんもそうだけど、最近のラノベから小説家になる人が多い。
これってこういうアニメや漫画といった方角のサブカルチャー要素の作品から売れた作品が普通の小説より面白いって思われている証拠じゃないか?

世の中ではあまり気にされていないけど、ラノベや漫画って偉大だよね。。

それに20世紀少年の映画、3部作全部見たんだけど、不明なところが多い。
特に最後、ふくべえだっけ?
あの正体はいったいなんだったんだ?
それにケンジがタイムスリップして謝って?終わっている。
なんか、この続きがあったりしないのか?
いや、、気になる。

てか、喋ってないで漫画読んでいってレビューしましょう!!

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自己紹介:林原こうた
林原特殊探偵事務所の探偵をしています。
ある時は、カメラマン、またある時は小説家。そしてあるときは探偵として
心霊から失せ物、浮気、ゲーム?まで、なんでも検証、調査!!

Twitter:kokua_photo
小説家になろう:http://yomou.syosetu.com/search.php?w…
※真面目に書いているのは、載せていません。
DMをくれれば、見せれます。

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