『モブサイコ100』(モブサイコヒャク)は、ONEによる日本の漫画。2012年4月18日から裏サンデーで、2014年12月より小学館のコミックアプリ、マンガワンで連載。2017年12月に完結した。
霊幻新隆(れいげん あらたか)
声 – 櫻井孝宏
自称・霊能力者。しかし実際は霊能力の類は一切なく、舌先三寸で周囲にそう思わせているだけのサギ師と言っても差し支えない男。身長179センチメートル、体重66.1キログラム、血液型O型、誕生日10月10日、天秤座、子年。本作開始時点で27歳、作中で誕生日を迎え28歳(9巻)。スピンオフ漫画「REIGEN」の主人公。
「霊とか相談所」という心霊現象に関する相談所を営む。客を適当に丸め込んで金を受け取る詐欺まがいの商売をしているが、「モテない」「肩こり」といった霊とは関係のない相談まで悪霊の仕業だと思い込ませた上で、しっかりと解決に導くため遺恨は残らず、やっていることは便利屋に近い。また、依頼料と相談料も同業者の平均よりかなり抑えめで、良心的な価格。そのため依頼人と衝突したことや、訴訟問題に発展したことはない。
4年前に勤めていた会社を辞め相談所を始めたが、1年ほどで飽きてそろそろ潮時かと考えていたころ、超能力について相談に訪れた当時小学生のモブと出会う。以来、モブをうまく言いくるめて自分では手に負えない悪霊の除霊などを任せている。モブからは「師匠」と呼ばれる。
器用で処世術や話術に長け、洞察力と判断力も鋭く、霊能力以外の能力は総じて高い。対人では切れ者で、心を読める超能力者が現れても動じず、その能力を利用して心理的に鎌をかけ、逆に隠し事を引き出してしまうほど。他、モグラ叩き、ジャンケン必勝法、少林寺拳法、マッサージ術など、妙な特技を数多く持つ。喧嘩も強く、首元に刃物を突きつけられた状態から反撃して相手を気絶させたり、重力を操る超能力者相手にドロップキックを炸裂させたりもするが、有事の際はなるべく暴力を避け、説得で収めようとする紳士的な一面も持つ。その反面無鉄砲な性格で何度も命の危機に晒されている。
霊能力の有無についてモブを含む周囲からしばしば疑いの目を向けられるが、依頼人への対応自体は誠実に行い、強大な力を持つ事に悩むモブに対しても的確な助言を与えるなど、詐欺師である事を別にすれば優れた人物である。モブを低い賃金で利用しこき使っているが、最強クラスの超能力者でありながらもまだ子供のモブを精神的に支え守ろうとする保護者の役割も果たしている。本人は無自覚であったが、「特別な何か」になることへの強烈な憧れを抱いており、モブを雇ったのは商売への利用よりも、超能力を持つモブを憧れの「何か」としてそばに置きたかったためであった。
当初は霊能力をまったく持っていなかったが、「爪 第7支部」編でモブから一時的に全超能力を引き渡された影響で、常人には見えないはずのエクボが見えるようになった。説得し改心させた第7支部の元幹部達からは、モブ以上の超能力者と思われ頼られている。
エピローグの29歳の誕生日では、モブや脳感電波部、覚醒ラボのメンバーなど大勢からサプライズパーティーを開かれ、祝ってもらっている。Wikipedia引用

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