パトカーに追い詰められた犯人の車が体育館に突っ込むと、轟音とともに大爆発を起こした――。
 8月20日にあった福岡県糸田町のPR動画撮影の一コマ。制作を依頼された映像作家永芳健太さんは、爆破シーンのある映画のロケを誘致して故郷・筑豊のまちおこしに一役買おうと、「列車爆破」など様々な爆破イベントを仕掛けている。
 今回の舞台は築41年の町民体育館。老朽化で解体が決まり、町が「爆破許可」を出した。体育館は住宅街にあり、事前に「爆破」を知らせるチラシを周辺住民に配布。2台の消防車両と医師が待機し、町職員らが見守る中で撮影された。
 人質を取って車で逃げる犯人。バズーカ砲の迫撃をかわしながら追い詰めていくパトカー。カーチェイスの末に逃げ込んだ体育館で、犯人の車が爆発、炎上する。そんな場面が展開された。

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