【合掌】3.11 想像を絶する混乱と恐怖の中、命をかけ闘い続けた多くの人々
4:09 遠藤 未希さん（宮城県南三陸町の職員– 2011年3月11日）（24歳没）
5:57 吉田 昌郎さん（福島第一原子力発電所所長 – 2013年7月9日）（58歳没）
あれから11年
犠牲になられた方々の、ご冥福をお祈り申し上げます
心に大きな傷を負われたご遺族、被災された皆様に
謹んでお見舞い申し上げます
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🎵【防人の詩】さきもりのうた Sakimori no Uta
さだまさし 英語歌詞あり
おしえてください
Please tell me
この世に生きとし生けるものの
If all living creatures of this world
すべての生命に限りがあるのならば
Have a limit on life,
海は死にますか 山は死にますか
Then will the ocean cease to exist?
Will the mountains cease to exist?
風はどうですか 空もそうですか
What about the wind?
Will the sky be the same?
おしえてください
Please, tell me
私は時折苦しみについて考えます
At times, I reflect on pain,
誰もが等しく抱いた悲しみについて
And on the sadness that all people bear equally,
生きる苦しみと
The suffering of living,
老いてゆく悲しみと
The sorrow of growing old,
病いの苦しみと
The anguish of illness and disease,
死にゆく悲しみと
The grief of dying,
現在の自分と
And my present self
答えてください
Please, give me the answer
この世のありとあらゆるものの
If every single thing of this world,
すべての生命に約束があるのなら
If all lives have a promise*
(*i.e. a promised ending in the future)
春は死にますか 秋は死にますか
Then will spring pass away?
Will autumn pass away?
夏が去る様に 冬が来る様に
Just as the summer passes and winter comes,
みんな逝くのですか
Will everyone pass away?
わずかな生命の きらめきを信じていいですか
Is it alright to believe in the sparkle of such a small life?
言葉で見えない望みといったものを
To say a wish that cannot be expressed in words…
去る人があれば 来る人もあって
If there are people who depart,
Then there are also those who will come
欠けてゆく月も やがて満ちて来る
A waning moon becomes a full moon eventually
なりわいの中で
Throughout our lives
おしえてください
Please, tell me
この世に生きとし生けるものの
If all living things of this world
すべての生命に限りがあるのならば
Have a limit on life,
海は死にますか 山は死にますか
Then will the ocean perish?
Will the mountains perish?
春は死にますか 秋は死にますか
Will spring perish?
Will autumn perish?
愛は死にますか 心は死にますか
Will love perish?
Will our hearts perish?
私の大切な故郷もみんな
Will my precious birthplace, and everyone in my life
逝ってしまいますか
End up perishing?
海は死にますか 山は死にますか
Will the ocean die?
Will the mountains die?
春は死にますか 秋は死にますか
Will the spring die?
Will the autumn die?
愛は死にますか 心は死にますか
Will love die?
Will our hearts die?
私の大切な故郷もみんな
My precious birthplace, and everyone in my life…
逝ってしまいますか
Will all end in death?
🎵
歌詩は『万葉集』第16巻第3852番に基づいて作られた 反戦の詩
鯨魚（いさな）取り
海や死にする 山や死にする
死ぬれこそ
海は潮干て山は枯れすれ
大意：海は死にますか 山は死にますか
死にます 死ぬからこそ潮は引き、山は枯れるのです
🎵オススメ動画
琴音さん https://www.youtube.com/watch?v=JwfzaxL_ef4
★遠藤 未希さん（えんどう みき、1986年7月18日 – 2011年3月11日）（24歳没）
宮城県南三陸町の職員。
東日本大震災発生時に、地域住民に対して防災無線で避難を呼びかけ続けたことで知られる
011年3月11日、 東日本大震災発生時に、遠藤はいち早く南三陸町防災対策庁舎の2階で防災無線を使用し、防災無線で地域に避難を呼びかけ続け、自身は津波の犠牲となった
防災対策庁舎の屋上に逃げた約40人のうち、
屋上にあったアンテナにしがみついて生存したのはわずか11人であった
未希さんは自らの命を犠牲として多くの命を救ったとし、多くの日本のニュースで賞賛された。
未希さんの遺体は宮城県志津川湾で、2011年4月23日に捜索隊によって発見された
5月2日、DNA型鑑定で最終的に遠藤本人の遺体と断定された
★吉田 昌郎さん（よしだ まさお、1955年2月17日 – 2013年7月9日）（58歳没）
2011年3月11日の東日本大震災発生時に福島第一原子力発電所所長
吉田さんは暴走しようとする原子炉と闘い、過剰介入を繰り返す首相官邸とも闘い、時には、理不尽な要求をする東京電力本店とも闘った
自分だけでなく、国家の「死の淵」に立って究極のストレスの中で闘った吉田さん
決死の作業を行った部下たちは、私のインタビューに、
「吉田さんとなら一緒に死ねる、と思っていた」
「所長が吉田さんじゃなかったら、事故の拡大は防げなかったと思う」そう口々に語った。
自分の命をかけて放射能汚染された原子炉建屋に突入する時、心が通い合っていない上司の命令では、“決死の突入”を果たすことはできないだろう
吉田さんは、彼らが作業から帰ってくると、その度に一人一人の手をとって、
「よく帰ってきてくれた！ ありがとう」と、労をねぎらった
班目春樹はのちに、吉田さんが東京電力本店の命令に反して注水作業を続けていなければ
「東北・関東は人の住めない地域になっていただろう」と語った
2012年7月30日に東京電力は、吉田さんが同年7月26日に外出先で脳出血のため倒れ緊急入院し、
緊急手術が行われたと発表した
2013年7月8日の深夜に容態が悪化、翌7月9日、食道癌のため慶應義塾大学病院で死去
【東日本大震災】
2011年（平成23年）3月11日(金) 14時46分18.1秒 発生
沿岸部の街を津波が破壊し尽くす様子
福島第一原子力発電所におけるメルトダウン発生
地球規模で大きな衝撃を与えた
被害が特に大きかったことから岩手県、宮城県、福島県は被災3県として総称される
死者は1万5899人 行方不明者は2526人 重軽傷者は6157人（2021年3月5日 時点）
#東日本大震災#津波Tunami#防人の詩さきもりのうた
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