ベン・トー, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1867602 / CC BY SA 3.0

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『ベン・トー』(BEN-TO) は、アサウラによる日本のライトノベル。
イラストは柴乃櫂人が手掛けている。
スーパーダッシュ文庫(集英社)より2008年から2014年にかけて刊行された。
半額弁当の購入を巡って、閉店間際のスーパーマーケットで毎晩のように超人的なバトルや駆け引きが行われているという設定の現代日本を舞台として、貧乏学生であった少年がその争奪戦に巻き込まれ、自らその渦中に飛び込む物語である。
宝島社発行『このライトノベルがすごい!2009』にて新規部門6位、また『このライトノベルがすごい!2010』においては総合8位、『このライトノベルがすごい!2011』では総合5位、『このライトノベルがすごい!2012』では総合3位に入賞している。
2011年8月時点で累計発行部数は70万部を突破している。
第3巻発行に合わせて2009年1月にスーパーダッシュ文庫公式ウェブサイトで特集サイトが立ち上げられる。
発行元が集英社のため、『週刊少年ジャンプ』に登場するネタが多用されており、また一部の記述において2ちゃんねるなどのインターネット上で使われる叫び声などの表現が利用される。
プロット段階での仮タイトルは「BEN-TO」であり、それを見た担当編集者が「『ベン・ハー』みたい」と発言したことから「ベン・トー」というタイトルが決定したが、『ベン・ハー』とは一切無関係。
なお、本作の内容に関しては作者が大学時代に半額弁当で生活していた経験談をもとに書かれている。
原作イラストを担当する柴乃櫂人による漫画化作品が『ジャンプスクエア』2011年5・6月合併号から同年10月号まで連載、さらに『スーパーダッシュ&ゴー!』にも2011年12月号から2012年10月号まで連載された。
また、テレビアニメが2011年10月から12月にかけて放送された。
寮暮らしをするビンボーな高校1年生・佐藤洋はある日晩ご飯を買いにふらりと立ち寄ったスーパーで半額シールを貼られた弁当に手を伸ばす。
しかし直後に意識を失い、目を覚ましたとき彼は精肉コーナーの前で倒れていた。
既に半額弁当は消えており、残っていた惣菜もその場にいた他の人に買われていく。
仕方なく売れ残った梅おにぎりを手に取ろうとした際、同じ学校であるメガネをかけた少女・白粉花と出会い、またその様子を眺める1人の女生徒に目を奪われる。
このスーパーで一体何が行われているのか確かめるため、翌日からスーパーに通い詰めた佐藤は、「氷結の魔女」と呼ばれるその女生徒・槍水仙から、「狼」と呼ばれる者達の争い「半額弁当争奪戦」について説明され、自らもこの戦場へと足を踏み入れることとなる。
ハーフプライサー同好会、部はそれぞれHP同好会、部と記載する。
烏田高校の男子寮で結成された、汚れを知らぬ純粋な(要は恋愛経験のない)少年たちによる秘密組織。
一応洋もこれに入っているのだが、仲間内から疑いの目を持たれており、度々制裁を加えられそうになっている。
サイトウのライバルとして、時に対峙し、時に手を組む人物。
二階堂連がモデル。
2011年10月から同年12月にかけ、独立局ほかにて放送された。
全12話。
キャッチコピーは「戦って、喰え!! 半額シールが舞う時『狼』たちの咆哮が上がる!」。
テレビアニメ化は2011年2月27日に発表された。
食べ物(弁当)を題材にした内容であり、弁当の美味しそうな描写は原作でも見所であることから、テレビアニメ版では弁当専用の作画監督を役職として設けるなど、食事描写に注力した。
暗がりで食べる冷めた弁当を映像で美味しく見せることは難しく、技術を要したという。
テレビアニメ版では原作小説での描写を反映したうえでセガと大塚製薬の公認を受けており、セガサターン本体やセガサターン版『バーチャファイター2』、カロリーメイトやSOYJOYなど、実在の商品が登場する。
原作小説では仙よりあやめの方が出番に恵まれていたのに対し、テレビアニメ版では製作側からの注文によって逆にあやめより仙の方が出番に恵まれているほか、洋の成長劇としても構成されている。
また、原作小説では各スーパーマーケットに店名がなく「アブラ神の店」など半額神名で呼ばれるのみだったが、テレビアニメ版ではいくつかの店名が設定された。
BD / DVD 2011年12月21…

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