福岡県警の巡査長が今年4月、昇任試験中にカンニングをしたとして、本部長訓戒処分を受けていたことがわかりました。

警察によりますと、県内の警察署に勤務する30代の男性巡査長は今年4月、巡査部長に昇進するための論文試験で、自分で書いた複数枚のメモを服の中に隠し、試験会場に持ち込みました。

そして手に持ったメモを見ながら試験を受けていたのを監督の警察官がみつけたということです。

巡査長はすぐに退場となり、試験は不合格となりました。

巡査長はカンニングを認め、不合格が続いて「プレッシャーがあった」と説明し、「多大な迷惑をかけ深く反省している」と話しているということです。

巡査長は先月12日付で本部長訓戒処分を受け、県警監察官室は「引き続き、部内試験を厳正に実施する」としています。

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