最果てのパラディン, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3612193 / CC BY SA 3.0

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『最果てのパラディン』(さいはてのパラディン)は、柳野かなたによる日本のライトノベル。
小説投稿サイト『小説家になろう』で2015年5月1日に連載開始。
書籍化の打診を受け、2016年3月25日からオーバーラップ文庫で刊行が始まった。
書籍化後も『小説家になろう』での連載は継続している。
いわゆる「転生もの」から発想を得た作品であり、前世の記憶がある少年を主人公にした異世界ファンタジーである。
メディアミックスとして、2017年9月25日よりWebコミック誌『コミックガルド』で奥橋睦によるコミカライズ版が月刊連載開始。
また2021年10月よりテレビアニメが放送予定。
作者が精神状態悪化を理由に活動を休止したことで、作品は2017年9月までで止まっている。
その後、2020年11月に行われた復帰報告において、書籍版第5巻の執筆の後、なろう版の連載再開に着手する予定である事が報告された。
2021年7月には作者自身の具体的な病状などの報告が行われたが、2021年10月時点では活動再開に至っていない。
引きこもりとして無為な人生を過ごし、後悔して亡くなった主人公は記憶を保持したまま異世界に転生する。
ウィリアム(通称:ウィル)と名付けられた赤ん坊は、数百年前に人の絶えた廃墟の街で、生前は英雄として知られた3人の不死者ブラッド、マリー、ガスに育てられる。
今度こそ悔いのない人生を送ることを決意したウィルは、スケルトンの剣士ブラッドからは武術を、ミイラの神官マリーからは一般常識と信仰を、ゴーストの魔法使いガスからは学問と魔法を学び成長していく。
この世界の成人の日にあたる数え15歳になる冬至の日の前日、ウィルは自身と育ての親の来歴を教えられる。
約200年前に「上王(ハイ・キング)」と呼ばれる悪魔の王が世界に大乱を引き起こし、世界の南半分にあたる「南辺境大陸(サウスマーク)」は壊滅した。
育ての親3人は多数の仲間と共に「上王」を討伐しようとしたが、仲間たちは死に、「上王」は殺しきれずにガスとマリーの2人で地下深くへと封印した。
もし3人が寿命を迎えれば配下の悪魔たちによって封印が解かれる不安が残る中、不死神スタグネイトの分体たる「木霊(エコー)」が降臨し、いずれ自らの下僕にすることと引き換えに、彼らを不死者とする契約を行う。
ウィルが育った街は「上王」が封印された場所であり、ウィルは悪魔が封印を解くためにどこからか連れてきた赤子だった。
3人の語りが終わると、不死神スタグネイトの「木霊」が再度降臨し、ウィルの養育を通して「上王」への執着が薄れたマリーとブラッドを契約に従い自らの下僕にしようとする。
3人は抵抗し、不死神に挑むも、分体とはいえ強力な神の力によって重傷を負う。
不死神の計らいで見逃されるウィルであったが、かつてブラッドが「上王」から奪った魔剣「喰らい尽くすもの(オーバーイーター)」を手にして対峙し、神に挑む。
そして死闘の果てに生々流転を司る灯火の神グレイスフィールに誓いを立てて加護を得たウィルは、不死神の分体を討伐する。
ブラッドとマリーは輪廻へと還り、ガスは「上王」の封印守護を守るべく灯火の神と交渉し、約10年現世に残れることとなった。
ウィルは、親たちの意志を継ぎ、残された10年の間に「上王」の問題を解決するべく、生まれ育った街を後にする。
約200年前の世界状況の知識しかないウィルは人間の生活圏を探して北を目指す。
灯火の神の啓示を受けながらも到達した人類社会の南端の森林地帯「獣の森(ビーストウッズ)」は、魔獣や悪魔が跋扈し、困窮する村々が点在する無法の土地だった。
長年の訓練と前世の知識によって実は人並み以上の類稀な能力が備わっていたウィルは、その力を使って村々の問題を解決していく。
ウィルは更なる辺境地域の問題解決のため、魔獣退治のため友人となったハーフエルフのメネルドールや、道中で出会った行商人のトニオや楽師ビィと共に南辺境大陸の最北端で、同大陸唯一の都市「白帆の都(ホワイトセイルズ)」へ向かう。
そして街へやってきたウィルは、期せずして狂ったワイバーンを倒し、人々に知られた存在となる。
有力者である領主サウスマーク公やバグリー神殿長に認められたウィルは、聖騎士(パラディン)に叙勲され、「最果ての聖騎士(…

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