彩雲国物語, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1959975 / CC BY SA 3.0

#彩雲国物語
#2003年の小説
#角川ビーンズ文庫
#ビーンズエース
#貧困を題材とした小説
#日本のファンタジー小説
#日本の恋愛小説
#月刊Asukaの漫画作品
#2005年の漫画
#貧困を題材とした漫画作品
『彩雲国物語』(さいうんこくものがたり)は、雪乃紗衣の少女向けライトノベルおよびこれを原作とした漫画、テレビアニメ作品である。
角川ビーンズ文庫(角川書店)より、2003年10月から2011年7月までに刊行されている。
挿絵はアンジェリークの由羅カイリ。
本編は単行本書きおろし、外伝(主に小説)がザ・ビーンズ、由羅カイリ作画によるコミックが月刊Asukaにて掲載終了とともに完結した。
架空の国、彩雲国を舞台とした中華風ファンタジー架空歴史小説。
唐の三省六部を参考にしている。
官吏登用試験である国試は科挙をモチーフとしている。
また多くの制度は唐代のものを下地としているが、唐代にはまだ実施されていない殿試など、若干の相違点がある。
婚姻は夫婦別姓式であり、子供は父親の姓を名乗ることが多い(母親の家柄が上の場合は母親の姓を名乗る)。
一部ではあるが登場人物の名前やエピソードは『史記』や『三国志』などの中国の歴史書と『三国志演義』や『水滸伝』などの中国の歴史小説をモチーフしている。
作者いわく「面倒なので都合良い箇所を抜き出しただけで、中華風でも中華風歴史でもない」。
2020年5月時点で累計発行部数は660万部を突破している。
ライトノベルとしては珍しく、高齢の女性にも人気がある。
架空の国、彩雲国を舞台に名門紅家直系長姫ながら貧乏生活を送っている紅秀麗が、あるきっかけで「官吏になりたい」と一度諦めた夢を追い求め叶えようとする物語。
昏君を演じていた劉輝や王の側近である絳攸らの尽力によって官吏となるも、州牧に大抜擢されたかと思うと冗官(無位無官の官吏)に落とされるなど、毀誉褒貶の激しい人生を送る。
その過程で建国にもかかわったとされる「彩八仙」にもかかわってゆくが…? おおよそ既刊順にストーリーの時系列は、進められている。
外伝とドラマCDの時系列はばらばらで本編の間に入るものもある。
回想の部分の時系列は省く。
アニメは若干時系列が違う。
二重括弧は小説既刊タイトルを指す。
本編 外伝 連作短編集 挿絵担当の由羅カイリが「ビーンズエース」に創刊より連載していたが、休刊により「月刊Asuka」に移籍、不定期掲載されていた。
NHK等で第1シリーズが2006年、第2シリーズが2007年に放映された。
ドラマCDや音楽CD、Webラジオ、アニメブックなどは彩雲国物語 (アニメ)#関連商品 を参照。

MAG.MOE - The MAG, The MOE.