みどりのマキバオー, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=139671 / CC BY SA 3.0

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『みどりのマキバオー』は、つの丸による日本の漫画作品。
および、それを基に製作されたテレビアニメ。
「競馬」をテーマにした動物漫画。
第42回(平成8年度)小学館漫画賞児童部門受賞。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)1994年50号から1997年18号にかけて第一部(有馬記念まで)が、同年24号から1998年9号にかけて第二部(海外遠征編)が連載された。
なお、物語の終盤に連載が打ち切られたため、完結編が『赤マルジャンプ』1998年SPRINGに掲載された。
ジャンプ・コミックス全16巻、文庫版全10巻。
話数カウントは「週刊○馬」。
下品なギャグ色が強い作品であるが、それとは裏腹にシリアスなドラマが展開され、正統派競馬作品として根強い人気がある。
本作は物語序盤では人間と動物(馬やネズミ)の関係は現実世界のそれと変わりないものであるが、序盤を過ぎてからは人間と動物たちが対等に台詞のやりとりをする世界になっていった。
特に主人公の馬、マキバオーのパートナーとなる騎手の山本菅助(後述)が登場する頃からは、マキバオーたち競走馬やネズミのチュウ兵衛と人間たちが直接会話をしている場面が随所に見られる。
『週刊プレイボーイ』(集英社)2006年40号(10月16日発売号)には、マキバオーとベアナックルがディープインパクトを観戦する漫画「んあっ!!マキバオーの『凱旋門賞』観戦記なのねっ!」が掲載された。
過去には、1996年のブリーダーズカップ・クラシック(シガー、タイキブリザードなどが出走)も「観戦」している。
『週刊プレイボーイ』2007年15号(3月26日発売号)から続編「たいようのマキバオー」が連載開始。
2014年4月、投票サイト・オッズパークのイメージキャラクターにマキバオーが就任、テレビCMも放送された。
この作品は「白い奇跡」と呼ばれた小さな競走馬「ミドリマキバオー(うんこたれ蔵)」の物語である。
北海道勇払郡鵡川町の「みどり牧場」にて、名馬ミドリコの血を引く待望の仔馬が誕生するが、生まれたのはとても馬とは思えない姿と性格をした間の抜けた白馬だった。
走ることが嫌いで、名前も付けられずに育てられていた仔馬だったが、あるときミドリコが借金のカタに別の牧場へ連れ去られてしまったため、母親に会いたい一心でみどり牧場を脱走する。
道中、とある森の中で後の親分肌となるネズミのチュウ兵衛と出会い「うんこたれ蔵」と名付けられた仔馬は、さまざまな困難を経て母親と再会を果たし、自らも競走馬の道に進むことを決意する。
チュウ兵衛とともに牧場に戻ったたれ蔵は、スパルタ調教師・飯富 昌虎や小柄な騎手・山本 菅助との特訓により自らの才能を開花させる。
そしてカスケードらライバルとの出会い、競走などによって、競走馬「ミドリマキバオー」として成長していく。
各キャラクターの名前の由来の多くは、実在する競走馬や戦国時代の歴史上の人物、地名などに由来する。
1996年3月2日から1997年7月12日までフジテレビ系で全61話が放送された。
制作はスタジオぴえろ。
ローカルセールス枠のため、一部の系列局は遅れネットまたは未放映であった。
2010年代にはCS放送局のキッズステーションや独立U局などで再放送され、2021年1月からは競馬中継を主にしたグリーンチャンネルにて再放送を開始。
アニメ版では競馬記者が若い美人記者であったり、飯富勝や本多麗、堀江ヒゲ治といった子供が登場したりと、原作と比較してよりファミリー向けになっている。
また、日本ダービー以降は大幅にアニメオリジナルの演出が入り、有馬記念に勝利したあとはアメリカ遠征という、完全オリジナルストーリーで最終回を迎える。
原作と違って、フウリンカザンの転倒理由が単なる「事故」から「観客の新聞が飛んできて足に絡まったため」に変更、木曽と昌虎の仲たがいが解消する、ミドリコが途中でマキバオーの元へ戻ってくる、「チュウ兵衛が死亡しない」といった変更点がある。
チュウ兵衛が死亡しない点に関しては、当初アニメ版「みどりのマキバオー」は3クール・年内いっぱいの放送予定、つまりダービーが最後の戦いとなる予定であり、アニメ版はファミリー向けでありなおかつ最終回でキャラクターが死ぬと後味が悪くなるため、チュウ兵衛が死なない…

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